最強の神ランキングTOP20!世界・日本の神話や女神大集合
- 破壊と創造は紙一重の神話の世界
- 第20位_インドへやって来た金髪の軍神【インドラ】
- 第19位_ケツァルコアトルと太陽を奪い合ったアステカ神【テスカトリポカ】
- 第18位_上杉謙信も崇拝した戦いの神サマ【毘沙門天】
- 第17位_さまざまな武器を発明した中国の軍神【蚩尤】
- 第16位_古代インドの英雄神【ラーマ】
- 第15位_獣の頭を持つ戦争の神【セト】
- 第14位_戦いと死を司った女神【ネイト】
- 第13位_腕っぷしは強いが頭はからっきしなギリシャ神【アレース】
- 第12位_マヤの怒れる老女【イシュチェル】
- 第11位_冷徹でキレやすいギリシャの処女神【アルテミス】
- 第10位_その崇高な存在は宇宙そのもの【大日如来】
- 第9位_日本神話随一の暴れ者【スサノオ】
- 第8位_眼から光線を発し人類を滅ぼさんとする神【ラー&セクメト】
- 第7位_宇宙と世界の創造者【ブラフマー】
- 第6位_キリスト教を守護する大天使【ミカエル】
- 第5位_実は人間臭い全知全能の神【ゼウス】
- 第4位_戦略と戦術に長けた北欧神話最強の神【オーディン】
- 第3位_シヴァ神よりも強かった?規格外のスケール【ヴィシュヌ】
- 第2位_血と殺戮を何より好む女神【ドゥルガー&カーリー】
- 第1位_破壊と創造の最強神【シヴァ】
- 強い神サマは勇気と優しさの象徴
この記事の目次
破壊と創造は紙一重の神話の世界
まず、神サマといえど人間と同じく感情があり、時にはキレたり、嫉妬したり、悲しんだりするということが多々あります。特にギリシャ神話や日本神話などでは顕著で、感情にまかせて誰かに罰を与えたり暴れまわったりすることが珍しくはありません。また、新しいものを創造するには古いものを破壊するということ。それも神サマの仕事の一つだといえるでしょう。それでは、ランキングへいってみますね。
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第20位_インドへやって来た金髪の軍神【インドラ】
不明 author – http://www.britishmuseum.org/research/search_the_collection_database/search_object_details.aspx?objectid=3080760&partid=1&searchText=indra&fromADBC=ad&toADBC=ad&numpages=10&images=on&orig=%2fresearch%2fsearch_the_collection_database.aspx¤tPage=1, パブリック・ドメイン, リンクによる
古代アーリア人がインドへ持ち込んできたとされる神サマで、少々ヨーロッパ風の風貌をしています。天空の神ディアウスと女神プリヴィティーとの間に生まれたとされ、誕生した時からそのパワーは凄まじかったといいますね。
そのため両親からとにかく嫌われ、各地を放浪した挙句、水を堰き止めて人々を苦しめていた蛇神ブリトラと対決したのです。長い戦いの末にブリトラを倒したインドラは、人々から英雄神だと崇められました。
やがてインドでヒンドゥー教が盛んになると、その地位はシヴァなどに取って代わられ、その代わりに世界を守る守護神としての役割を与えられたのでした。
第19位_ケツァルコアトルと太陽を奪い合ったアステカ神【テスカトリポカ】
パブリック・ドメイン, リンク
アステカの主要神の一人で、新大陸へ渡ってきたスペイン人宣教師たちから「悪魔」と呼ばれるほどの存在でした。体が黒く、顔は黒と黄色の縞模様で彩られており、ジャガーに変身するという異形の姿なのです。
ちなみにテスカトリポカのライバルは、これもアステカの主要神ケツァルコアトルでした。
676年もの間、太陽を支配していたテスカトリポカは、ある時ケツァルコアトルに棍棒で思い切り殴られて太陽を奪われました。すると再び676年が経った頃、復讐の念に燃えたテスカトリポカはジャガーに姿を変えてケツァルコアトルを蹴り落したのです。
太陽を奪い合ったのは他に2人のアステカがいて、そのたびに人類は絶滅を繰り返したそうですね。
第18位_上杉謙信も崇拝した戦いの神サマ【毘沙門天】
Tamakina – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる
元々はインドの財宝神クベーラが前身だとされていて、中国~朝鮮~日本へ伝わってくるうちに戦いを司る神サマとなったようです。先程ご紹介したインドラに仕える四天王の一人とされている場合もあります。
また「全てのことを一切聞き漏らさない」という意味から多聞天ともいわれますね。四天王の中では最強の武神であり、夜叉や羅刹を従えて、仏教世界の北方を守護しているとのこと。
右手に錫杖という武器を持ち、憤怒に満ちたその表情は厳めしいものですが、実際には争いごとを禁じ、殺生をたしなめるという一面も持っています。
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第17位_さまざまな武器を発明した中国の軍神【蚩尤】
不明 author – http://www1.vecceed.ne.jp/~watagi/page022.html, パブリック・ドメイン, リンクによる
蚩尤(しゆう)は古代中国の炎帝神農子孫だとされており、獣の体に金属でできた頭部を持った恐ろしい姿をしています。古代中国の皇帝から玉座を奪おうと反乱を起こし、その超能力で皇帝を苦しめますが、最後は捕らえられて殺されることになりました。
武器の発明家として有名な神サマで、刀・矛(ほこ)、弓矢・盾などを開発し、さらに金属製の実用的なものに仕上げたのは蚩尤のおかげだとされていますね。
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第16位_古代インドの英雄神【ラーマ】
不明 author – http://www.britishmuseum.org/research/search_the_collection_database/search_object_details.aspx?objectId=3080763&partId=1&searchText=rama+painting&fromADBC=ad&toADBC=ad&titleSubject=on&physicalAttribute=on&productionInfo=on&orig=%2fresearch%2fsearch_the_collection_database.aspx&images=on&numpages=10¤tPage=6, パブリック・ドメイン, リンクによる
ヒンドゥー教の最高神ヴィシュヌの化身だとされており、叙事詩「ラーマーヤナ」の主人公でもあります。ちなみにラーマーヤナは日本の「桃太郎伝説」の原型とされていますね。
コーサラ国の皇子としてマーラは生まれますが、王位継承争いの中で最愛の妻シータとともに国を追われました。しかし魔王ラーヴァナによってシータが連れ去られてしまい、猿王ハマヌーンとともに魔王と戦い、見事倒したそうです。
英雄となったラーマは、神として人々から崇められ、かのマハトマ・ガンジーは死の直前に「ああ、ラーマよ(神よ)」と言ったほどでした。
第15位_獣の頭を持つ戦争の神【セト】
Jeff Dahl (トーク · 投稿記録) – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる
エジプト神話における戦争の神で、兄オシリスを殺害し、その後の王位を争って敗れたために、忌み嫌われる神サマとなりました。またセトの頭部は獣(ジャッカルやオオカミ)だったため、エジプト王朝では有害な動物と見なされていたのです。
またその粗暴な性格が幸いして「戦いの神サマ」となり、軍隊から大いに崇められますが、やはりオシリスを殺した張本人だということで悪役に仕立て上げられ、あまり人気のない神サマとなってしまったのでした。
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