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流れる水のように、ありのままに~生きているのがラクになる「老子」の名言

古代中国の思想家「老子」の言葉には、人生の知恵が詰まっています。その思想の根本は「ありのままに生きる」ということ。仕事や人間関係に疲れた時に効く、優しいけれどもラディカルな「老子」の名言に耳を傾けてみましょう。 この記事の目次 「老子」ってどんな人物? 老子の名言1・「無為自然」~ただ、あるがままに 老子の名言2・「上善は水のごとし」~しなやかに生きよう 老子の名言3・「善く戦う者は怒らず」~争わないことが大事 老子の故事成語あれこれ 「老子」は名言の宝庫! 「老子」ってどんな人物? image by iStockphoto 老子(ろうし)は中国の春秋時代の哲学者です。『老子』(『老子道徳経』)という本が残されており、老子を受け継いだ荘子(そうし)と合わせて「老荘思想」と呼ばれる思想を生みました。また、後にできた中国の民間宗教である「道教」は老子を始祖としています。 老子は紀元前6世紀頃の人物です。司馬遷の歴史書『史記』にも登場して、孔子と面会したことがあると書かれています。しかしいろいろな記述をたどっていくと、百何十年も生きていたという計算になるのだとか。経歴も不明で、何もかも謎の人物です。実在の人物であるかも疑われるほどですが、『老子』を読むと魅力的な思想家であったことは伝わってきます。老子の名言1・「無為自然」~ただ、あるがままに「無為自然」。これが老子の思想をもっともよく表している言葉と言えるでしょう。自然の成り行きに任せて、手を加えないのが良いということです。これは「何もしない」という意味ではありません。不自然なこと、人工的な作為は必要ないということです。 老子は「大国を治めるには小魚を煮るようにしなければいけない」と言っています。どういうことかというと、小魚を煮る時にあまり鍋をかき回しているとグズグズに溶けてしまいますよね。それと同じで、政治もあんまり国民に干渉せず、自然に任せるほうがうまくいくのだということです。 老子はもっと具体的に、「民衆が飢えるのは、余計に税を取り立てるからだ」とも言っています。むやみに税金を上げる政治家に聞かせたいと思いませんか(笑)。「無為自然」とは言うものの、結構辛口の政治批判をしている人でもあるんですね。老子の名言2・「上善は水のごとし」~しなやかに生きよう image by PIXTA / ...
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「蝦夷」征討から武家政権のトップへ~「征夷大将軍」の歴史

日本の歴史上、武家政権のトップとなったのが「征夷大将軍」という役職です。源頼朝や徳川家康が有名ですが、実は征夷大将軍という役職はかなり古い時代から始まっています。そのルーツは何だったのか、「征夷」とはどんな意味があるのか、どんな人物が征夷大将軍になったのか、さまざまな疑問について解説していきましょう。
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【今さら聞けない本能寺の変】織田信長は何故裏切られたのか?

織田信長が明智光秀の謀反によって亡くなった本能寺の変は、これまでも何度も映画、テレビドラマなどで描かれています。その際に思うのは、なぜ光秀は信長を裏切ったのかということでしょう。この点は有名すぎる事件で、今さらそれを聞くことは出来ないですよね。この信長がなぜ裏切られたのかに焦点を当てて解説しました。
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伊達政宗~3代将軍家光の時代まで生きた最後の戦国大名~

独眼竜の異名で知られる戦国大名、伊達政宗。若くして東北の名門、伊達家に生まれた政宗は20代の若さで東北一の大大名にのし上がった若き英雄です。幼いころに天然痘で右目を失うも、若さと覇気でそれを乗り越える力強さは後世の多くの人を魅了しました。その一方、豊臣政権・江戸幕府と目まぐるしく変化する時世に対応し、仙台藩60万石の基礎を築き上げ、国内統治に長けた名君でもありました。勇猛果敢な戦国武将と国を豊かにする統治者。この二面を併せ持つ伊達政宗について紹介します。
教養歴史豆知識・雑学

政治と経済の微妙な関係~基本からわかる「資本主義」と「民主主義」の違い

現代社会に生きる私たちがぜひ理解しておかなければいけないのが、「資本主義」と「民主主義」のシステムです。そもそもこの二つ、「○○主義」という言葉がついていますが、一体どういう違いがあるものなのでしょうか。根本のところからていねいに解説していきましょう。
教養歴史豆知識・雑学

かわいいウサギの島は実は「毒ガスの島」だった?【大久野島、負の歴史】

広島県と愛媛県の間にある瀬戸内海に浮かぶ大久野島。この島は近年、観光化されて別名「ウサギの島」として様々なメディアに取り上げられたり、海外からの観光客がたくさん来訪するようになりました。しかし、島の負の歴史を知らない方たちもまた多いのです。この島へやって来て初めてその事実を知った人、あるいはネットで調べたり誰かに教えてもらったりした人。でもどうしてこの島が「毒ガスの島」と呼ばれるようになったのか?その歴史も含めて解説していきますね。
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今さら聞けない「三国志」のあらすじ・人物・名言

さまざまな小説・コミック・アニメの題材になっている「三国志」。今や必須の教養とさえ言える作品ですが、興味がない人にはとっつきにくい印象があるかもしれません。そこで今さら聞けない「三国志」の世界の基本や、ビジネスにも役立つような知識をわかりやすくご紹介していきます。
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戦国時代に大活躍した【最強の武器11選】

戦いが常に常態化していた戦国時代。その戦術が進化したのと同時に、使用される武器も進化していきました。もちろん外国から輸入された武器もあれば日本人が独自に改良を加えて進化させた武器もあります。そこで、戦国時代に使われた武器についてカテゴリー別に色分けし、どの武器が最強だったのか?もちろん武器そのものの凄さもさることながら、使う人が凄かったという意味も含めて検証してみたいと思いますね♪
教養歴史豆知識・雑学

四面楚歌の由来~項羽と劉邦、二人の英雄の物語~

四面楚歌は周りが敵だらけで助けがない孤立無援の状態であることを意味しています。この言葉の由来は今から2200年前の故事。司馬遷の『史記』に描かれた二人の英雄の戦いがもとになっています。二人の名は項羽と劉邦。司馬遼太郎の作品でも有名ですよね。二人の力の差は歴然としていて、項羽の圧倒的優位でした。ところが、最終的には劉邦が大逆転して項羽は「四面楚歌」の状況に置かれてしまいます。今回は、四面楚歌の由来となった項羽と劉邦の戦い全体と四面楚歌の場面について解説します。
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【雑学】宇宙に果てはある?地表の果てのしくみから考える

我々がいつも見ている夜空、その延長が宇宙です。宇宙は桁外れのスケールの大きさを持つため、しばしば人類に「宇宙の果て」なるものを思い起こさせます。果たして宇宙に果てはあるのでしょうか。今回では地球上の平面の果てがない現象を通して宇宙に果てはあるのかどうかを考えていきます。