フランスのアメリカ独立戦争への参戦と財政難
13州植民地はワシントンを司令官としてイギリスと独立戦争を戦います。当初、独立軍は質量ともに有利なイギリスの正規軍に苦戦を強いられました。
植民地側の代表としてパリに滞在したベンジャミン=フランクリンは、ヨーロッパ諸国に支援を要請します。フランクリンはパリの社交界で大いに活躍し、植民地側のイメージアップに貢献しました。
1777年、劣勢だった植民地軍がサラトガの戦いでイギリス軍に勝利したのを機に、フランスがアメリカと同盟。戦争に参加します。独立戦争は植民地側の勝利に終わりました。
しかし、フランスの財政は独立戦争への参戦で破綻状態となります。事態打開のため、ルイ16世は三部会を招集しますが、かえって国王にとって情勢は不利になりました。財政難打開のための三部会が、かえって国王を追い詰める結果になり、フランス革命の遠因となります。
こちらの記事もおすすめ
【今さら聞けない】アメリカ独立戦争ーーアメリカ大陸13の植民地が共和制国家を作り上げるまでの過程を解説 – Rinto~凛と~
次のページを読む