群雄割拠の時代
1550年頃になると、各地の小勢力が徐々に統合され各地に強力な戦国大名が出現し始めます。
北から順にみていくと、越後の上杉謙信、甲斐・信濃の武田信玄、関東の北条氏康、東海の今川義元、越前の朝倉義景、四国の長宗我部元親、中国地方の毛利元就、九州の大友宗麟、龍造寺隆信、島津貴久など名だたる戦国大名が各地を支配した群雄割拠の時代ですね。
1553年から1564年にかけて、上杉謙信と武田信玄が戦った川中島の戦いは戦国時代を代表するものとして有名です。
1560年、群雄の一人である今川義元は将軍を助けるとの名目で大軍を率いて上洛しようとしました。義元の行く手には尾張を統一したばかりの織田信長の領国があります。義元は信長を攻め滅ぼし、上洛を果たそうとしました。しかし、桶狭間の戦いで信長に敗北し討ち取られてしまいます。
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