戦争の終わり
太平洋戦争が始まり、全方面に戦争をすることになった日本。しかし、日本が全方面で戦争をする余力はありませんでした。
太平洋戦争においては日本軍は最初の頃は南太平洋の島々を占領するほどの快進撃を続けていきましたが、ミッドウェー海戦で空母4隻が撃沈する大敗北をして以降はアメリカの猛烈な反撃を受けてしまいどんどん後退していきます。
一方で中国では戦線が全然進まず日本軍はジリ貧の様相が見えていくように。日本軍は1944年から大陸打通作戦を行いインドシナ半島と中国の占領地を占領するのですが、太平洋戦争の方の戦線がどんどん悪化。大陸打通作戦を行った直後にサイパンが陥落したとによって日本本土に爆撃機が飛来できるように。
さらには1945年に入り硫黄島や沖縄が降伏すると日本は8月15日に降伏。日中戦争の方でも南京にて降伏調印が行われ盧溝橋事件から8年。満州事変から15年戦ってきた戦争は終わりを迎えたのです。
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日中戦争の前から見る教訓
日本と中国の間では長年にもわたって続いた戦争のきっかけがつもりに積もって起こったような戦争でもありました。
日本と中国の関係が再び悪化しかけようとしている今だからこそ日中戦争の起こった理由を見てみなければならないと思います。