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室町時代ってどんな時代?キーワードは「戦乱」数々の戦から徹底解説

【戦乱その5】ここから戦国時代です。応仁の乱

権威が失墜しつつあった室町幕府に、トドメの一撃を加えたのが、この「応仁の乱」です。この名前はご存知の方も多いのではないでしょうか。応仁の乱もまた、守護大名同士が、ときの将軍・足利義政(銀閣寺を建てた人物でもありますね!)や妻である日野富子、また彼らの息子を敵・味方につけ合いながら起こった乱です。約15年にも及ぶ断続的な戦闘で、京都市中は徹底的に焼き尽くされました。

この乱を境に、幕府の権威は地に落ち、いわゆる「戦国の世」が始まることになります。ちなみに、時代区分としての室町時代は、15代将軍の足利義昭が織田信長によって京都から追放されるまで、あと100年ほど続きました。

戦乱がもたらしたものは、悲劇ばかりではない

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室町時代の戦乱を見てきました。正直なところ、平和な時期が少なく、非常に悲惨な時代ではありました。しかしそれは裏を返せば、既得権力と新しい勢力がせめぎ合い、ぶつかり合った時代と考えることもできます。

日本の歴史をひとつの絵巻物として見た場合、これほどダイナミックに攻守が入れ替わった時代は他にありません。そして、その先には、信長や秀吉、家康といったお馴染みの人物が登場します。室町時代は、彼らが登場するための素地を作った時代とも言えるのです。

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