インドの神々と仏教名
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〇インドラ(雷神)=帝釈天
元々は神々の王様である雷帝として活躍。天候神・軍神・英雄神ともいわれていますが、ヒンドゥー教たになると「世界の守護神」「雷を象徴する強力無比な英雄神」となっていますね。
〇ブラフマー(創造の神)=梵天
世界がまだなにもない時、水をつくりその中に自らが入った黄金の卵を置きます。1年後にブラフマーは成熟した卵を半分に割って、両半分から天地を作り、中には様々なものが生まれてきたのですよ。
〇シヴァ(破壊神)=自在天・大黒天
ビシュヌが守っている世界が間違った方向に向かうと、シヴァが踊ってその世界を破壊します。それをビシュヌがシヴァを戦闘不能にさせて、人々や動物などを守るのですね。額の大第3の目から灼熱の炎を出すと言われていますね。
〇ラクシュミー(ヴィシュヌの妻)=吉祥天
富と幸運と繁栄の女神で、ヴィシュヌの8つあるエネルギーの源ともいわれていますね。
〇 パールヴァティー (シヴァの妻)=烏摩妃
シヴァへの片思いから他の男性との接触しないという修行したためシヴァをゲットする。けっこう鬼嫁だそうですね。
〇アスラ(悪鬼神)=阿修羅王
元は天界の正義・生命・生気の神だったのが、天界の帝王であるインドラとの戦いによって敗れて追放されて、悪神となったといいますね。
〇クベーラ(富と財宝の神)=毘沙門天
シヴァの友達で、1000年の修行の末にブラフマー神に認められて神様となりました。ヤクシーなどの半神族の王様。
〇ヤクシャ(森の樹木の精霊・財宝の神・豊穣の神・鬼神)=夜叉王
〇ヤクシニー(ヤクシャの妻はハーリティー)=鬼子母神
クベーラの眷属。人間に恩恵をもたらす存在ともいわれていますね。
〇サラスヴァティー(ブラフマーの妻)=弁財天
芸術・学問の女神。色は白く、額に三日月の印・4本の腕にそれぞれ数珠・ヴェーダ・ヴィーナと呼ばれる弦楽器を持っている。
日本人とヴィシュヌの微妙な関係
インドに行って「仏教徒」というと「ブッダ?ああ、ヴィシュヌね!じゃあヒンドゥー教なんだ」と言われるそうですよ。化身の中にいれられているからでしょうが、なんだか複雑な気持ちになりますね。インドでの仏教徒は1%と公式にはいわれていますが、カースト制度の最下層の人たちは届けを出さずにひそかに仏教を信仰している人もいるそうで、実際は1億人以上の仏教徒がいるといわれています。
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