平安時代日本の歴史

新皇を称し関東独立を夢見た「平将門」について元予備校講師が解説

歴史メディアRinto » 日本の歴史 » 平安時代 » 新皇を称し関東独立を夢見た「平将門」について元予備校講師が解説

将門の死の200年後、平清盛が武士と貴族のトップとなった

将門の死から220年以上たった1167年、平貞盛の子孫である平清盛が武士として初めて太政大臣となりました。将門の時代、貴族の従者にしか過ぎなかった武士が、完全に貴族たちを越えた瞬間でもあります。武士たちは将門が目指したような独立国家を築くことはできませんでしたが、貴族たちを上回る力を手に入れ、鎌倉時代以後の歴史を動かす主人公となりました。