日本の歴史

これだけは知っておきたい!日本の歴史のターニングポイント

武士が威張る時代は終わりだ~明治維新

長く鎖国を続けていた日本にも、ついに変革の時が訪れます。

1853年、ペリー提督率いるアメリカの黒船が、神奈川県の浦賀に来航。鎖国続行か開国か、日本は大きな選択を迫られます。

問題はそれだけではありません。アメリカは様々な条件を日本に突き付けてきました(不平等条約)。これをすんなり受けるということは侵略を許すということになり、拒めば攻撃される可能性大。追加でいうなら日本国内の諸大名も決して一枚岩というわけではありません。幕府の対応に不満や不信を抱く者たちも少なくありませんでした。

結局江戸幕府は、アメリカとの戦争を避け、開国の道を選択。開国後、改めて最良の道を模索する方向で動きます。

そして、江戸幕府を倒し、新しい政府を樹立しようという動きが活発化し、アメリカとの戦争は回避したものの日本国内で多くの血が流れ、尊い命が失われることとなるのです。

あの時、開国の道を選ばなかったらどうなっていたのか……。日本が近代化の道を歩む転機となった明治維新は、間違いなく歴史のターニングポイントとなったのです。

未来への歩き方を学ぼう~歴史上のターニングポイント

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「あの出来事がなかったら」「あのときこうしていれば」歴史にたら・ればは無意味かもしれませんが、こうして日本の歴史のターニングポイントを見ていると、どうしても考えないわけにはいきません。今私たちが生きている現代の出来事を、100年・200年先の世界の人たちはどう見るのでしょうか。「いい時代だった、見習わなくちゃ」と思ってもらえるといいな……ふと、そんなことを感じました。

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