世界の歴史を大きく変えた10個の武器
10.原子爆弾
第二次世界大戦が始まってから4年後の1943年、アメリカのネバダ州のとある砂漠にてある新兵器の実験が行われました。その兵器はこれまでの爆弾や大砲の被害をはるかにしのぐ街一つ単位を軽く吹っ飛ばせるレベルの威力を叩き出し、そして1945年8月6日に広島に投下され25万人の被害者を出す大惨事となります。この兵器の名は原子爆弾。核分裂反応の莫大なエネルギーを利用したその爆弾は戦後冷戦に突入した時にアメリカとソ連が競うように開発し、世界を破滅に追い込むことができる力をついに人類が手に入れました。戦争が起きたらいつ起爆されるかもしれないこの爆弾は後の戦争や政治の形が大きく変わるとんでもない兵器となり今でもその兵器を巡って議論が行われいます。
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武器の数だけ歴史は動く
武器の開発の歴史は世界の歴史。武器が開発されていくごとに世界の戦争のあり方はどんどん変わっていき、そして政治を動かす例も出てきました。
戦争は世界を動かす巨大な原動力だと最初に書きましたが、武器の開発の傍で生活用品が開発されたり、文房具が開発されたりするなどもちろん人を殺す巨大な悪でありつつも、人類の進歩に関わるきっかけの一つだったのです。戦争に対する意識を変えてみたらまた新しい歴史が見えてくるかもしれません。
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