教養

簡単!場面別!道案内で使えるお役立ち英語フレーズ集

ここ数年、海外から日本を訪れる外国人が急増しています。街中で海外からの観光客を見かけることも珍しくなくなってきたのではないでしょうか。今回は観光案内所での勤務経験を持つ筆者が、道案内で使えるお役立ち英語フレーズをご紹介します。ぜひ参考にしてコミュニケーションに役立ててくださいね。

道に迷っている人に声をかける場面

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まずは道に迷っている人に声をかける場面で使えるフレーズを紹介します。親切なことで知られる日本人ですが、自分から声をかけるのは勇気がいるという人も多いのではないでしょうか。もちろん、最初は「すみません」「こんにちは」など日本語で声をかけて構いません。外国人だからといって必ずしも英語を話すとは限らないですからね。しかし、もし英語を話しているのが聞こえたら、英語での声がけにチャレンジしてみましょう。

最初の声がけで注意する点

道を教えてあげたくても相手がなかなか気がついてくれないような場面では、何と声がけしたら良いでしょうか?無難なのはExcuse me.(すみません)。すみませんと言っても謝っているわけではないので、Sorry.(ごめんなさい)ではないですよ。さらにNGなのは相手の身体に触れること。注意を引くためでも失礼にあたることが多いので、いきなり肩を叩いたりは避けてください

「こんにちは!」を意味するHelloHiはどうでしょう?唐突にあいさつすると、場面や相手によっては物売りやナンパと間違えられる心配もあります。しかし、道案内という目的を持っての声がけであるなら、最初の一言はHelloでもHiでも一向に構わないのではないでしょうか。大切なのは、手伝ってあげたいという気持ちを行動に移すことですよね。

Do you need any help?(お手伝いが必要ですか?)

May I help you?(お手伝いしましょうか?)

直訳すると「あなたは何か手助けが必要ですか?」「あなたを手伝ってもよいですか?」ですが、どちらも「お手伝いしましょうか?」という意味で使えます。相手の意向を尋ねる丁寧な言い回しで、嫌な感情を与えることもありませんので、安心して使ってみてください。道案内だけでなく困っている人に対して幅広く使うことができる便利なフレーズです。

Are you lost?(道に迷いましたか?)

Are you okay?(大丈夫ですか?)

続いては相手の状況を尋ねるフレーズです。lostは「道に迷った」という意味を持つ形容詞。Are you lost?は決まり文句なのでそのまま覚えておくと良いですよ。地図を見ながら「うーん」と悩んでいたり、周りをキョロキョロ見ながら困っている人を見かけたら使ってみてください。

Are you okay?も覚えておくと便利なフレーズ!okayはこの場合「問題ない状態」を表します。道に迷っている人だけでなく、具合の悪そうな人、泣いている子どもなど、いろいろな人に対して「大丈夫ですか?」「お困りですか?」のような意味で使えるので覚えておきましょう。

 

道に迷ってる人から声をかけられる場面

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次に、道に迷っている外国人から声をかけられる場面で出てくるフレーズを紹介します。英語に苦手意識があると、英語を話されただけで緊張してしまったりしますよね。英会話を成立させるには、相手の言っていることを理解することが欠かせません。ここではよく使われる表現を覚えて、落ち着いて道案内ができるベースを作っておきましょう。

Where is~?(~はどこですか?)

How can I get to~?(~へはどうやって行けばよいですか?)

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malta