教養歴史

大人が覚えておきたい!ニュースが面白くなる歴史の世界とは?学び方からポイントまで

学校の歴史の授業、好きでしたか?年号や事件を単語帳やノートにまとめてテストに備え、あとは受験の後きれいさっぱり忘れてしまった……なんて方も多いのでは。しかし歴史を覚えていることは、大人になって社会に出ても役立つ他、ニュース1つを見るのにも見方が違ってきます。今日は大人だからこそ覚えておきたい歴史のポイントをご紹介です。

大人になってからも覚えておきたい「歴史」って?

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歴史嫌いで学生生活を終えてしまっても、何かのきっかけで必要になるシーンは出てきます。でもそれってどんな時?まずは、歴史を覚えておきたい理由を理解しましょう。意味もわからないまま勉強を強制されては学校と同じになってしまいますものね。大人だからこそ歴史を覚えておきたい理由をピックアップ。

#1 好きなことから、本やインターネット検索で好奇心は芋づる式に!

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あなたの趣味は何ですか?無趣味という人も「好きなもの」の1つはおありのはず。1つのことについて少し掘り下げて知ってみよう、というだけでいいのです。「コーヒーが飲まれはじめた起源は?」「十字軍のときにコーヒーフィーバーって本当?」「原産地は南米が多いけどどうして?」こういう知識を蓄えるだけで、人との話のきっかけになります。専門書をわざわざ買わなくても大丈夫、私たちには今グーグル検索がありますから。

特に漫画や小説の延長で学ぶのは、カンタンで効果的。最近では「ヘタリア」で世界史を、「刀剣乱舞」で刀剣にまつわる日本史を追う人も多くなってきました。またゲームも歴史を題材にしたものが多いですよね。「史実的にはどうなの?」と興味を持ったらこちらのものです。1つの興味から世界が広がっていきます。

書き方や出典に気をつける必要がありますが、Wikipediaサーフィンも面白くておすすめの勉強方法の1つ。「関連項目リンク」からあっちこっちに飛んでいくと、あっという間に時間がすぎると同時に、気づけばウンチクが頭に入ってきますよ。暇つぶしとしてもイチオシです。また、当サイトRintoにも多くのわかりやすい歴史記事がありますよ!

#2 相手に失礼にならないように……マナーとしての「歴史」

例えばイギリス人(イングランド人ならなお良し)とアイルランド人、そして日本人のあなたが向かいあって歴史の話に移ったとしましょう。「IRAってニュースで見るけど何なの?」と日本人のあなたが口にするや……その場の空気は凍りつき、一気にピリピリしたものに。(理由はRintoの「【歴史】イギリスとアイルランドの歴史、征服と抑圧と内戦とテロと……酷薄な過去とは?」の記事で詳しく知ることができます)

相手の国にとって、タブーと言うべき辛く、悲しい歴史は存在します。コレは触れてはいけない、という事件を「マナー・礼儀」として覚えておくことは、特にグローバル社会で外国人と交流する機会のある方は必須でしょう。触れない優しさ、というものもあるのです。

逆に「仲良くできる」歴史があるのも事実。多くの場合、国と国を平和につなぐのは芸術や食をはじめとした「文化」です。「君の国でもみんな食べてる、日本の国民食ラーメンは戦国時代に中国の人が伝えて、亡命してきた中国の政治家・朱舜水は水戸黄門に紹介して食べさせたんだよ」というようなエピソードを知っていれば、複雑な感情を抱きがちな隣国の人とも距離を縮めることができるかも。

【日本国内編】教養として知っておきたい!ここがポイント

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さてここからは知っておきたい歴史のポイント、日本史編。学校では日本史・世界史と分けて学んでいましたが、筆者は両方を並行して関連づけつつ勉強しました。日本史は血も涙もない大陸の世界史と比べて平和なので、比較的ほのぼのしながら学ぶことができますよ。ココを知っておくと素敵な大人になれる……そんな日本史勉強ポイントをご紹介です。

#3 〈郷土史〉旅の興味が100倍に!ご当地の歴史は、人の歴史。

大名の歴史は土地の歴史に直結します。どの土地で生まれ育ったかは多かれ少なかれ人の性質はもちろん、産業にも影響するのです。本やネットの情報だけでなく、実際に旅や出張でその地におもむいたときに興味が倍増し。

例えば豊かな藩と分家の小藩とではおのずから町の規模や洗練され具合も違います。筆者は縁あって金沢へ旅に出たことがありますが、なんと絢爛で美しい街!流石は加賀前田様百万石、お金かけてる、街並みの見事さのクオリティが違う……と、2万石ちょいのビンボ藩だった土地から来た筆者は唖然としたものでした。

その県や藩の地域史を知ることは、相手の郷土愛を刺激して、仲良くなれるきっかけにもなるものです。ちなみに、いまいちピンとこない「本家」「分家」のこともおさえると、歴史の話だけではなく(特に田舎の)おじいちゃんおばあちゃんたちの考え方がわかるようになりますよ。

#4 〈近代〉現代と地続きの歴史、明治・大正・昭和を学ぶ重要さ

国際情勢を読み解くのに必須なのが近現代史。江戸時代までの日本史はクローズドな一国内でほぼ完結しています。特に国際世界に乗り出した明治以降の日本の歴史は世界史と並行して学ぶのが一番わかりやすいでしょう。

例えば世界史的に見てもチートすぎる明治期の日本の急成長。たった4〜50年で「列強」の仲間入り、国際連盟の常任理事国となるという奇跡を成し遂げました。その歩みは必死の技術・文化革命の末でしたが、現代を生きる私たちが真似できるところ、また繰り返してはいけないこととは何か?さらに現代にいまだ響く「戦中戦後」とはどんなものだったのか?

とりわけ戦中戦後時代のことは、アジア諸国に対する感情の配慮や、史観のとらえ方などが未だに複雑な部分です。史料を客観的に見ることが難しいなど様々な大人の事情も絡み、信ぴょう性の低い史料が出回っていることも。しかし、現代まで続く特定アジア諸国との微妙な関係性、21世紀の国際情勢にも強く影響しているのは、やはり第二次世界大戦です。その大戦につながるまで、それ以前に何があったか……基礎知識として学んでおくと、世界の見方が変わります。

【世界史編】大人だからこそ覚えておきたい、ニュースがわかりやすくなるポイント2点

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西洋世界に移りましょう。世界史選択だった方は「世界史=西洋史」だった記憶がおありでは?外界への進出意欲おう盛な西洋は結果的に全地域に進出して、ある種の主導権を握った節があるので、西洋史を抑えることは重要なんですよ。世界史のターニングポイントは日本史以上にたくさんありますが、ニュースを見たり外国の人と話すときに「コレだけは!」知っておきたい最低限2つをピックアップしてみました。

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