日本の歴史鎌倉時代

御成敗式目とは?北条泰時が制定した日本初の武家法典をズバッと解説!

力をつけた武士たちのための新しい法律・御成敗式目の役割とは

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聖徳太子が十七条の憲法を定めてから御成敗式目までおよそ600年間、その間も、大宝律令などたくさんの法律が作られてきました。しかしそれらの法律は、平安時代の貴族たちのためのもの。鎌倉時代の武士たちに合わせ、武士たちにもわかりやすいように作られたのが御成敗式目だった、というところが重要なポイントになります。土地や仕事、相続、日々の暮らしに大切なことなど、武士の生活を守るために必要なことをまとめた法律。それが御成敗式目なのです。

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