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20世紀最凶の独裁者「ヨシフ・スターリン」の生涯について解説!

冷戦の開始

こうして第二次世界大戦はソ連の勝利に終わりましたが、これに危機感を抱いたのがアメリカでした。

アメリカはスターリンの野心をなんとか止めるために資本主義国家と手を合わせてソ連の脅威から身を守る冷戦の時代に突入。

スターリンもこれに対抗し、東ヨーロッパの国々を社会主義化し、アジアでも中華人民共和国の建国を援助して1950年からは朝鮮戦争を引き起こしました。

しかし、スターリンはアジアなどにはあまり乗り気ではなく、核開発に熱心になっていました。

スターリンの死とその後

こうして冷戦を引き起こし、文字通りスターリンはソ連を牛耳る人物となっていきましたが、晩年になってくると長年の政権闘争の末に人を信じれない性格となってきました。

寝るときには暗殺を恐れて毎晩違う部屋で眠り、鍵を厳重にかけていたのです。

しかし、これが仇となりスターリンが倒れてもスターリンの逆鱗に触れることを恐れた看守がスターリンの容体を見ることを恐れて午後になるまで放置。いざ入ってみると重篤状態となっておりその後1953年3月5日に亡くなりました。

その後のソ連はスターリンが思っていた展開とは真逆の方向に向かってくことになります。

スターリンの跡を継いだフルシチョフはスターリン批判を開始。スターリンの銅像は引き倒され、そしてスターリンは反面教師として見られることになるのでした。

スターリンは20世紀の世界を動かした

image by PIXTA / 1272100

スターリンは文字通り独裁者としてソ連に君臨し、世界史から見たら冷戦を引き起こした張本人としてその名が刻まれることになりました。

スターリンはまさしく世界でも類を見ないほどの独裁者であったのです。

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