ドイツプロセイン王国ヨーロッパの歴史

第一次世界大戦の前の大戦争「七年戦争」について詳しく解説!

イギリスの影響

イギリスはこの七年戦争によってフランスから大量の植民地を奪うことに成功。北アメリカにおける覇権を手に入れ植民地運営に力を注ぐことになります。に成功しました。

しかし一方で七年戦争で泥沼となってしまったフランスとの戦いを継続せるために大量の軍費を調達しようと北米の植民地に対して重税を課したことが反発を呼び、1773年にボストン茶会事件が発生。これがアメリカ独立革命へとつながっていくことになります。

フランスの影響

フランスは七年戦争によってイギリスからルイジアナという巨大な植民地をイギリスに明け渡すことになるなど良いとこ無し。ルイ14世の時代にはヴェルサイユ宮殿の造営も行なっていたことがたたってしまい、フランスは破滅的な財政難に陥ることとなってしまいました。

そして、その財政難のしわ寄せが民衆に向けられたことによってフランス革命が起こることになるのですが、この七年戦争の敗北がきっかけとなり軍備の近代化が図られるようになりナポレオンの活躍へとつながっていくことになりました。

七年戦争はヨーロッパの一大戦争であった

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七年戦争は第一次世界大戦ほどではないものの、ヨーロッパの体制を変える影響を与えるような戦争でした。七年戦争はまさしくヨーロッパの大戦争であったのです。

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