田んぼは農民のもの?地主のもの?興味深い「墾田永年私財法」
現代社会なら「その土地が誰のもので誰が管理しているか」なんて、ごく当たり前のことですが、奈良時代はまだそんな決まり事もなく、あれこれ模索しながらの日々だったことが伺えます。法律も条令も、やってみないとわからないこともたくさん。もし、奈良時代に別の土地管理の法律が出ていたら、日本の農業や私たちの暮らしにも影響があったかもしれないと思おうと複雑な思いがしました。農業のあり方に注目が集まる昨今、奈良時代に発布された「墾田永年私財法」を見直してみるのもよいかもしれません。
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