何も残っていない・だからこそ美しい・幻の都「長岡京」
古い時代の日本の建造物はほぼ木造建築なので、500年1000年とその姿を残すことが難しいため、史跡を巡っても「何も残っていない」ことが多い。さみしい気もしますが、何も残っていないからこそ、当時の様子を想像し思い描くという楽しさもある。日本の歴史の奥深さ、面白さの根底にはそんな考え方があるのではないかと思います。たった10年だけ、歴史の流れに埋もれてしまっていた長岡京はまさにその代表。住宅街の一角にぽつんと1200年前の痕跡が現れるなんて、なんともドラマチックです。
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