日本の歴史江戸時代

享保の改革を実施した江戸幕府8代将軍「徳川吉宗」をわかりやすく解説

農業中心の享保の改革は一定の成果を収めるが、一揆を引き起こすなどマイナス面もあった

image by PIXTA / 44372910

吉宗が行った享保の改革は幕府財政を大きく改善します。そのため、吉宗は江戸幕府中興の祖とされ、以後の改革の模範になりました。その一方、定免法の採用などにより実質造成となった農民たちの不満は強く、各地で一揆が頻発するようになります。農業中心の改革は限界があると考えた次の指導者、田沼意次は商業中心の政策へと移行しました。

1 2 3
Share: