日本の歴史昭和

日本国内で最大の激戦「沖縄戦(沖縄の戦い)」の背景・経緯・その後をわかりやすく解説

沖縄復帰後も、アメリカ軍基地は沖縄に残された

沖縄は東アジアでとても重要な位置にありました。沖縄は朝鮮半島や台湾、東南アジアにアメリカ軍が展開する際の戦略拠点となったからです。そのため、沖縄が日本に返還された後も多くのアメリカ軍基地が沖縄に残されました。

現在でも沖縄本島の20%近くをアメリカ軍基地が占有。さらに、沖縄ではアメリカ兵と住民とのトラブルがたびたび引き起こされ、県民のアメリカ軍基地に対する不満が募っています。

こうした中、宜野湾市の市街地にある普天間飛行場の移設をめぐって県外移設を求める人々と、県内の辺野古への移設を目指す政府が対立。沖縄戦で沖縄がアメリカに占領された影響は、いまだに続いているといっていいでしょう。

沖縄戦は大きな犠牲を払った戦いで、今も沖縄には多くの米軍基地が存在する

image by PIXTA / 46605846

日本国内最大の激戦となった沖縄戦は、近代の総力戦の残酷さをまざまざと見せつける戦いとなりました。戦いは多くの人々を巻き込み、沖縄本島は戦火によって焼き尽くされます。しかも、沖縄戦の影響は戦いの最中だけではなく、戦争の後にも及びました。在日米軍の駐留や米兵による犯罪は今も沖縄県民にとって苦悩の種といってよいでしょう。

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