名言から学ぶ・偉人たちに学ぶ~人生を豊かにする素晴らしき言葉の数々
奥が深い!国内外の偉人たちの名言に込められた意味とは
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歴史上、成功をおさめた偉人たちは、ことあるごとに名言を残しているものです。それらは人生経験を積んだものだからこそ言える、ことわざや慣用句とは一味違った重みのある一言。その偉人たちが成し遂げたことを知るとさらに言葉の重みがわかります。何度も挫折を経験し、数々の失敗を乗り越えて栄冠を勝ち取った人物ならではの深くて豊かな名言の数々、ぜひ、声に出して読んでみてください。
#1 スウェーデンの発明家・実業家「アルフレッド・ノーベル」
世界で最も名誉ある賞ともいわれている「ノーベル賞」。その創設のきっかけとなり、賞の名前にもなっているのが、スウェーデンの化学者であり発明家であり実業家でもあるアルフレッド・ノーベルです。
様々な発明品を世に送り出し、350余りの特許を取得しています。最も有名な発明品がダイナマイト。爆発する性質を持つ有機化合物「ニトログリセリン」を土にしみこませる方法を生み出し、大規模な土木作業を安全かつ効率的に進められるようにと開発したものでした。ノーベルはダイナマイトによって巨万の富を得ます。
しかしダイナマイトは、ノーベルの思惑とは反対に、武器として戦争に用いられるようになってしまうのです。
ノーベルは平和を願い、遺産を「ノーベル賞」の設立に使いたいと遺言を残します。
そんなノーベルが残した言葉をいくつかご紹介いたしましょう。
【アルフレッド・ノーベルの名言】
1000個のアイデアがあったとしても 1個実現したら良い方だ。
仕事があれば、そこが我が祖国。仕事はどこにいてもできるのです。
この世の中で悪用されないものはない。科学技術の進歩はつねに危険と背中合わせだ。それを乗り越えてはじめて人類の未来に貢献できるのだ。
#2 偉大なる物理学者「アルベルト・アインシュタイン」
口ひげをたくわえ、ペロッと舌を出した写真でお馴染みの20世紀最高の天才といえばアルベルト・アインシュタインです。
生まれはドイツ、のちに米国へ移住し、76歳でこの世を去るまで、世界を股にかけて精力的に活動を続けてきました。
特殊相対性理論や般相対性理論、相対性宇宙論、固体比熱理論など、数多くの物理学理論を打ち出し、それまでの物理学の概念を根本から覆すという偉業を成し遂げた大人物です。
あのペロッと舌を出した写真は、本人のお気に入りなのだそう。カメラマンから「笑ってください」と言われて、笑顔を見せる代わりに舌を出したのだそうです。この写真は切手にもなっています。
大変お茶目でユニークな性格だったのだそう。その人柄が伺える名言が数多く残されています。インタビューはあまり好きではなかったとも言われていますが、コメントを求められるとウィットに富んだ言葉を残してその場を和ませることもあったようです。
数ある名言の中からいくつか厳選してご紹介します。
【アルベルト・アインシュタインの名言】
天才とは努力する凡才のことである。
6歳の子供に説明できなければ、理解したとは言えない。
私には特別な才能などありません。ただ、ものすごく好奇心が強いだけです。
どんな条件であれ、私には確信がある。神は絶対にサイコロを振らない。