ヨーロッパの歴史

名言から学ぶ・偉人たちに学ぶ~人生を豊かにする素晴らしき言葉の数々

#6 戦国時代屈指の戦略家と言われた知将「毛利元就」

最後にご紹介するのは、戦国時代の武将、毛利元就です。

400年以上前の人なので、映像や写真が残っているわけではないのですが、おそらく誰もが知っている名言を残している人物といってよいと思われます。

「三本の矢の教え」のエピソードはご存じでしょうか。

元就には三人の息子がいました。晩年、元就は息子たちを呼び集め、矢を1本渡して「折ってみろ」と言います。戦場では脅威となる矢も、1本なら簡単に真っ二つに。息子たちは矢を二つ折りにします。

それを見た元就は、今度は矢を三本束ね、息子たちに渡しました。「三本まとめて折ってみろ」と言うのです。

三本の矢の束は、息子たちがいくら力を入れても折れませんでした。

「1人1人は弱くても、3人力を合わせれば強固になる」元就は息子たちにそう説いたのだそうです。

このエピソードは後の世の創作であるとの説もありますが、武力だけでなく知力にも優れていた智将だからこそ、このような話が後世に伝わったのかもしれません。

そんな毛利元就の名言、いくつかご紹介します。

【毛利元就の名言】

百万一心(吉田郡山城普請の際に人柱の代わりに石碑に刻んだ言葉・みんなが心をひとつに合わせれば何でも成し遂げられる)

天下を競望せず(中国地方を平定したのち、自分はこれ以上の勢力拡大は望まないと意思表示)

この矢一本なれば、最も折りやすし。しかれども一つに束ぬれば、折り難し。汝ら、これに鑑みて、一和同心すべし。必ずそむくなかれ。

言葉の力はすごい!人生に迷ったときに読み返したい偉人たちの名言

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人間ですから、生きていれば日々、失敗や間違いのひとつやふたつ、誰でもありますよね。落ち込んだとき、いつまでもくよくよせず前を向きたい。そう思ってもなかなか、もやもやとした気持ちが収まらないときもあります。そんなときはぜひ、偉人たちが残した言葉を読み上げてみてください。きっと癒しの一言になるはず。どんな状況で発した言葉なのか、どんな気持ちで言ったのか、そんなことを考えながら読み返して、明日からまた、元気出していきましょう。

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