ヨーロッパの歴史

聖地エルサレムの奪還を目指した「十字軍」をわかりやすく解説

戦わなかった十字軍もあった

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第五回十字軍を率いた神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世は戦うことなくエルサレムを奪還した人物でした。奪還というより、交渉によって回復したといったほうが正確ですね。エルサレム市内にある互いの聖地に触れないことを条件に、イスラム側と妥協が成立したのです。戦いばかりの十字軍ですが互いの文化を尊重して平和的に解決したこともあったんですね。

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