「EU(欧州連合)」の仕組みとは?歴史や加盟国、問題点までわかりやすく解説
これからどうなる?日本への影響は?
EUの動向は、日本にも少なからず影響すると考えられています。遠く離れた国であっても経済的な影響は否めません。まず心配されるのが円高です。
世界中には多くの貨幣が存在します。円もユーロもそのひとつです。イギリスはユーロを導入していませんが、それでもユーロの価値が下がる可能性は否定できません。そうなると円の価値が上がり、円高傾向が強まる恐れがあるのです。
イギリスには大きな金融市場があります。イギリスに拠点を置く日本企業もたくさんありますので、イギリスとのビジネスを見直す企業が増えてもおかしくはありません。急激な変化は起きないにしても、場合によっては日本国民にとって身近な商品の価格にじわじわと影響が出ることも考えられます。
しばらくは慎重に状況を見極める必要がありそうです。
揺れ動くEU・今後はどうなる?
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このまま移民の受け入れが続いたら、EUの継続は難しいと見る専門家も多いようです。EUの根幹には「多様性を尊重しながらの政治・経済統合」なのだそうですが、そもそもこれが難しかったのでは……という声も。日本にも影響を及ぼす可能性のあるEU、今後の動きに注目が集まっています。