三国時代・三国志中国の歴史

始皇帝から厚く信任された丞相「李斯」の生涯を元予備校講師が分かりやすく解説

最後に道を誤った名宰相

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李斯は、真の国力を強めるために自分の力のすべてを注ぎ込みました。彼の政治力は極めて高く、始皇帝という非常に厳しい上司も満足する素晴らしい功績です。しかし、始皇帝の死後、保身に走ったため、かえって自らの命を失い、一族は滅ぼされてしまいました。最後の選択肢を間違えてしまうと、どんな人物でも悲惨な末路を迎えるという好例でしょう。

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