素晴らしい眺望が楽しめる【三の丸~北千畳】
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竹田城は本丸を中心として、3つの尾根にまたがって曲輪群が展開していますが、最も眺望の良いのが【北千畳】という曲輪です。眼下には円山川やJR播但線、竹田の町並みが望めるため、ここが交通の要地にあったことを再認識できますね。まさに天空の城だという風情が味わえます。
晩秋の川霧のシーズンには、早朝から多くの人が詰めかけ、雲海を楽しまれていますね。
まさに石の要塞!【本丸】
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竹田城で最高所にあるのが本丸です。最も重要な曲輪なだけあって、積まれている石垣も重厚そのもの。まさに石の要塞といった感じで圧倒されます。
同じ石垣でも大阪城や江戸城などのそれと違い、【野面積み】という自然石を加工せずに積み上げている工法ですから、いかにも戦国時代らしい荒々しさを感じさせてくれますね。
遠くから竹田城を眺めてみよう!【立雲峡】
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「雲海に浮かぶ竹田城」の撮影スポットとして最も有名なのが、円山川を挟んで向かいの山にあたる【立雲峡】ですね。雲海シーズンには早朝から観光客でごった返す場所なのですが、駐車場はかなり広く50台ほど停めることができますし、きちんとトイレも完備されています。
第1~3展望台までありますが、最も見晴らしの良い第1展望台は、駐車場から歩いて30分以上かかりますので、ちょっとした気構えが必要かも知れません。
雲海シーズンでなくても竹田城の素晴らしい姿を遠望できますので、オールシーズン楽しめるスポットになっています。
竹田城だけではもったいない!周辺観光も楽しもう
竹田城はみんなが楽しめる史跡ですが、それだけで帰ってしまうのはもったいないと思います。ちょっと足を伸ばせば竹田城に劣らない素晴らしい観光スポットもたくさんありますね。そんなおすすめスポットをご紹介していきましょう。
竹田城を学ぶならココ!【情報館天空の城】
竹田城のある虎臥山の麓、JR竹田駅から徒歩3分のところにあるのが【情報館天空の城】です。館内には竹田城在りし日のジオラマ模型や出土瓦などの遺物が展示されており、各種みやげ物の販売もしています。
観光案内業務やボランティアガイドの受付もここでお願いできるので、竹田城へ登る前に一度立ち寄ってみたいスポットになっていますね。
近代日本を支えた大鉱山【生野銀山】
竹田城の南にある生野(いくの)にあった鉱山で、はるか室町時代から銀が採掘されていたそうです。また江戸時代には幕府直轄地としてフル稼働し、月産500kgもの銀を産出していました。
そして明治時代以降も日本の近代化とともに大鉱山としての稼働を続け、昭和48年に閉山するまで産業発展に貢献してきたのでした。生野から姫路まで続いていた「銀の馬車道」という産業道路は、現在も県道や国道として使われるなど大部分が利用されていますね。
現在の生野銀山は、全長1kmにも及ぶ坑道が一般公開されていて、生野銀山文化ミュージアムや鉱山資料館などで歴史や文化を学ぶことができます。
ここは夏場がおすすめで、年間通じて気温が13℃と一定しているため、天然のクーラーとして楽しむことができますよ。
播但連絡自動車道で生野北ICを降りて約10分。
JR播但線生野駅下車、神姫グリーンバスにて生野銀山へ。