その他の国の歴史アジア

カンボジアの世界遺産【アンコール・ワット】の歴史とは?見どころもわかりやすく解説

アンコール・トム♯3【象のテラス】

バイヨンより奥まった場所にあり、広場に面した長さ350メートルもある巨大なテラスです。かつてはここで儀式などが行われていたとされており、とても神聖な場所だったそう。

多くの象の彫刻が施されていますが、クメール王朝では象は神の化身とされ、ライオンと並んで王権の象徴とされていたそうです。

アンコール・トム♯4【ライ王のテラス】

Terrace of the Leper King.jpg
By Jasoneppink投稿者自身による作品 Previously published: https://secure.flickr.com/photos/jasoneppink/8527205614, CC 表示 2.0, Link

象のテラスの北側に位置するテラスで、壁面全体に描かれたガルーダや神々の彫刻は必見です。二重構造になっており、外側だけでなく内側に入れる通路があり、中にはびっしりと壁面に描かれた神々の彫刻が目を楽しませてくれます。

アンコール・ワットへ行くには計画的に!

image by PIXTA / 13338390

アンコール・ワットのあるカンボジアは、年間を通して高温多湿ですから、もし行くのなら暑さに対する対策を講じなければなりません。しかも歩く距離が長いので、水分は欠かさず補給できるようにしましょう。また5月~10月までは雨季にあたり、それこそバケツをひっくり返したような豪雨が連日続きます。ですからベストシーズンとしては乾季になるでしょうね。朝日や夕日に映えるアンコール・ワットは、それはそれは素晴らしいものです。ぜひチャンスがあればご覧になってください!

1 2 3
Share:
明石則実