豆知識・雑学

目からウロコかも!~コンビニの雑学いろいろ~

普段の通勤の行き帰りや、ドライブのついでなど、コンビニって頻繁に利用しますよね?たぶん普通の人なら1週間に最低でも2~3回は通ってるんじゃないでしょうか。コンビニといっても大手3社はじめ中小も合わせると、全国に5~6万店舗あるといわれています。今や日本人の生活とは切っても切れないコンビニに関して、今回は無駄なように思えても話のネタになる豆知識をご紹介していきましょう。今日から明日から、ちょっとコンビニに対する見方が変わるかもしれませんね。

コンビニそのものについての雑学

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まずはコンビニそのものに関する雑学をご紹介していきますね。それぞれのコンビニのネーミングの由来や、普段何気なく利用していることについて、当たり前に思うようなことでも意外と秘密が隠されているのです。

まさに群雄割拠!全国コンビニ勢力図

まずはリンク先の下の図をご覧ください。これが全国に展開しているコンビニ各社の勢力図です。

全国コンビニ勢力図

この図を見ると、明らかにセブンイレブン(以下セブン)が圧倒的シェアを持っていて、他のコンビニを圧迫しているのがわかります。実はセブンは、ドミナント戦略といって効率性の面から高密度多店舗出店を基本戦略としていて、店舗ごとに商圏を隣接させながら店舗網を広げ、そこから知名度をアップし、鮮度のよい商品供給を行うというやり方を用いているのです。

逆にローソンの場合は、元来は西日本で敵なしとされてきました。しかしセブンが東日本での出店戦略を一通り終え、「西日本プロジェクト」と称して、今度は西日本へ進出してきたためにシェアを奪われてしまうという形になっているのです。まさに群雄割拠、弱肉強食の世界ですよね。さらにセブンイレブンは、これまで出店してこなかった四国や沖縄にまで店舗を広げようとしています。

ちなみにファミリーマートのシェアが名古屋を中心とする中京地域で多いのは、2015年にココストアを吸収し、さらにサークルKサンクスと統合したことが大きな理由に挙げられますね。

北海道では、ほぼセイコーマートの独壇場だといえるでしょう。道内の店舗数ではセブンも負けていませんが、やはりセイコーマートには地場の強みが断然あります。それは北海道全域に店舗が存在し、道内に存在する179自治体に対して173もの市町村に出店しているからなのです。道民が「コンビニといえばセイコーマート!」とおっしゃるのもうなずけますよね。

それぞれのコンビニチェーンの名前の由来とは?

業界最大手セブンイレブンの名前の由来ですが、1927年にアメリカで食料や日用品を取り扱う店として開業。1946年に「7-ELEVEN」と改名します。当時は朝7時~夜11時の営業だったため名前の由来になっているのですね。その後日本にも上陸を果たし、実質的には1971年から24時間営業となっています。

実質業界2位のファミリーマートですが、「お客さまとフランチャイズ加盟店、本部とが家族的なお付き合いをしながら、共に発展していきたい」という理由から、その名が付けられているそう。ちなみにロゴの2色のシンボルマークは、「お客様との太い絆」を表したものだそうです。

ファミリーマートのロゴマーク

業界3位ローソンの名前の由来は、1939年にアメリカオハイオ州でローソン氏が牛乳販売店をオープンし、そのお店が新鮮でおいしい牛乳を販売してくれると評判になったからだとか。その後アメリカ国内にチェーン展開し、やがて日本にも上陸しました。そういえばローソンのロゴマークもミルク缶をオマージュしたものですよね。

ローソンのロゴマーク

コンビニはなぜ定価販売しかしないの?

スーパーマーケットやディスカウントストアは、どの店も定価よりも安く販売し、セールの日などは特に格安になったりしますよね。でもコンビニの場合はなぜかほぼ定価販売。それでも売れるのですから凄いことですが、なぜ定価販売が原則になっているのでしょうか?それはコンビニ独自の特殊な環境に答えがあるといえるでしょう。

まず、ほとんどのコンビニはフランチャイズ制(一部は直営もあり)といって、コンビニブランドの販売ライセンスを持ったオーナーさんが運営しています。そして販売額の一部をロイヤリティ(契約金)として定期的にコンビニ本部に対して支払わねばなりません。オーナーさんしてみれば、【本部に支払うロイヤリティ】【仕入れの際の原価コスト】が負担となるため、定価販売を行うことによって利益を確保しなければならないからです。

それともう一つの理由は、基本24時間営業ですので、人件費も光熱費もその分掛かってしまいます。さらに店舗の立地が良いところほど家賃や土地も高くなり、その分イニシャルコストやランニングコストが増えてしまうからなのですね。

なぜコンビニにはATMが設置されているの?

今やたいていのコンビニ店舗内にはATM(現金自動預け払い機)が設置されているもの。たしかにあれば便利ですが、どうしてあえて設置されているのでしょうか。

それはATMを利用してもらうこと、イコール店舗内に入ってもらう目的があるのです。店内のATMを利用すれば何か買ってもらえるかも知れませんし、せっかくコンビニへ来たんだからとぐるっと店内を見回すお客さんもいるはず。そういった販売チャンスを逃がさないためにATMを置いているんですね。

ATMを設置する際にも、定期的に設置料が店舗に入る仕組みになっていますし、セブン銀行など設置側は手数料で儲けていますので、win-winの関係にあるといえるでしょう。

コンビニのお弁当についての雑学

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お弁当やおにぎりはコンビニ各社が最も力を入れていて、工夫やアイデアが盛り沢山。コンビニ一押しの売れ筋商品でもありますよね。そんなお弁当たちの雑学を見ていきましょう。

お弁当やおにぎりが置いてある棚は、なぜ店の奥にあるのか?

コンビニ店舗内の作りを想像してください。お弁当やおにぎりを置いてあるコーナーって絶対に店の一番奥にありませんか?これにはちゃんとした理由があるのです。

お弁当を買う時には、ついでにお茶もほしい、デザートもほしいってなりますよね。実は人間の心理を利用した店の作りになっていて、それらの飲料やデザート、カップラーメン類などは必ずお弁当コーナーのすぐ近くにあるのです。「お弁当だけじゃ寂しいから、ついでに味噌汁も買っておこうかな」という心理を巧みに引き出しています。

だからよく「500円以上のお弁当を買えば、お茶が20円引き!」とか「おにぎり100円セール!」というキャンペーンをやっているのです。【ついで買い】を誘発させる戦略は、さすがコンビニ!といったところ。

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明石則実