豆知識・雑学

新幹線の驚く雑学5選と新幹線の全路線を解説!

その3 超安く乗れる新幹線

新幹線といえば東京〜大阪間で片道大体自由席でも1万2千円かかってしまい、お金があまりない人からすればあまり気軽に乗れるようなものではありません。しかし、日本にはたった300円で乗れてしまう新幹線が存在するのです。その新幹線があるのは福岡県の博多南線。この博多南線は元々新幹線を車両基地から博多駅まで送り込む路線だったのですが、周辺住民の強い要望によって博多南駅から博多駅までの間を開業することになりました。この博多南線は博多南駅から博多駅を10分で結んでおり、300円しかかからないとは思えないほど悠々自適に新幹線を満喫することができます。ぜひ博多に行く機会があれば博多南線に乗ってみてはいかがでしょうか?

その4 新幹線のアイスが固い謎

新幹線で発車したら時々通る車内販売のワゴン。そこで買えるアイスがあるのですが、このアイスが美味しいんだけど固くて固くて仕方ないんです。その固さは新大阪から乗ってようやく食べごろになった時にはもう京都まで行っていることもしばしば。このアイスはスジャータというアイスなんですが、なんでこんなに新幹線のアイスが固いのかというと実は濃厚な味わいにするために乳脂肪率が高いのと空気を抜いて密度を高くしているからなんです。つまりはアイスの濃厚な味わいのために固さを犠牲にしているということ。でもご安心ください。新神戸から京都まで大体15分ぐらいですから美味しくアイスを食べるために程よく溶けるまで気長にお待ちください。

その5 東海道新幹線の座席が2列と3列な理由

東海道などの新幹線の座席は在来線とは違って2列と3列という形になっています。実は新幹線は在来線とは全く違うレールを走ってるのです。在来線の場合は1067ミリメートルしかないのですが、新幹線の場合はなんと1435ミリメートルもあるとか。そのため、車体サイズも、在来線よりも広く取るように設計しなければいけなくなりました。

当時、さらに東海道新幹線が開業した時には東海道本線の輸送はパンク状態だったため新幹線はそうなりづらいように席を合計5列にしてなんとか輸送に対応しようとしたのです。ただ、そんな設計をしたことによって人に挟まれてしまうる中央席が出来てしまいました。しかしご安心ください。この中央席はなるべく窮屈にならないようにするためにあえて他の席と比べて広めとなっており、ゆったりできるようになっています。

いろんな魅力あふれる新幹線に乗ってみよう!

image by PIXTA / 27296054

新幹線について少しは詳しくなれましたか?新幹線はただ単に速い鉄道だけではなく、様々な歴史や工夫やトリビアが潜んでおり、とても面白い鉄道なんですよ。ぜひ皆さんも乗る機会があれば新幹線を楽しんで乗っていただけたら嬉しいと思います。

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