アラブの春のその後と今
チュニジアのジャスミン革命から始まったこの政治運動はチュニジアなどの中東や北アフリカの国々では民主化が行われたりするなど良い面が見られるようになりますが、リビア、イエメン、シリアのように泥沼の内戦に突入するような国も現れるようになりました。
アラブの春は人々の希望や夢を叶えるために行った民主化運動が原点にあります。
しかし、その現状は大国などが互いに絡み合う複雑で終わりの見えない状況となっているのです。アラブの春は失敗とする人も多くおり、アラブの春の生活の方が良いという人も現れています。
アラブの春で影響を受けた国では課題が山積みとなっており、世界規模で見ても非常に重要な情勢ではありますが、また、新体制への不満の先鋭化や経済成長に欠かせない社会の安定が失われる危惧があるなど、まだまだ目が離せません。