会議は踊る、されど……日本の歴史を大きく変えた「小御所会議」
「会議は踊る、されど進まず」とは、フランス・ナポレオン統治時代の後始末を決めるために開かれたウイーン会議を評した一言。ナポレオンがあまりにも権力を持ちすぎて、そのあと急に失脚したため、広がりすぎた領地をどう分配するか、周辺諸国が集まって会議をしたのですが、うまく折り合いがつかず何か月もかかってしまった、というもの。会議の内容は全く異なりますが、「小御所会議」においても、「徳川」という大きな存在をどうするべきか、なかなか話がつかなかったのもわかるような気がします。時代を左右する大きな決定が難しいということは、現代社会も同じ。歯がゆいこともありますが、未来の人たちに呆れられないような時代を作ることができたら、と切に願います。
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