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ドイツを変えた2人の国王「フリードリヒ2世」をわかりやすく解説

プロイセンを大国に

七年戦争に逆転勝ちを収めたフリードリヒ2世。これによってプロイセンは一応ではあるものの列強として数えられることとなります。

プロイセンはその後東のポーランドをオーストリアとロシアの間で分割。西プロイセンを獲得して飛び地となっていた東プロイセンをブランデンブルクと陸続きにすることに成功しました。

さらには七年戦争で大ピンチになった教訓を生かしてフランスもロシアとの関係改善を努めていき、アメリカにて独立戦争が起こった時にはロシアのエリザヴェータ2世の武装中立同盟に参加するなど外交にも意欲を燃やしていくようになります。

こうして西プロイセン・シュレジェンを獲得したプロイセンはここから先急速に強大な国家として生まれ変わり始め最終的にはドイツ全体を統一するまでの国家へと変わっていくようになりました。その功績にはやはりフリードリヒ2世の不屈の精神と軍事スキルの高さがあるのかもしれません。

フリードリヒ2世はドイツの歴史を変えた

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2人のフリードリヒ2世はドイツの歴史を大きく変える成果を上げていき、ドイツの今後を大きく左右したと言ってもいいほどの人物でした。

ドイツの歴史は彼がいたから彩られたと言ってもいいのです。

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