アメリカの歴史独立後

国際連盟設立を提案した理想主義者「ウィルソン大統領」を元予備校講師がわかりやすく解説

病魔に倒れたウィルソン

image by PIXTA / 27491521

1919年、ウィルソンは脳梗塞を発症しました。一命はとりとめたものの、執務に支障をきたす症状だったようです。1921年、任期を全うしたウィルソンはホワイトハウスを離れ、ワシントンD.C.市内の自宅に移りました。1924年、ウィルソンは自宅で死去します。政治学者として理想を追求し続けたウィルソンは、アメリカの国際連盟加盟を果たせぬままこの世を去りました。死後、ウィルソンはワシントン大聖堂の墓地に埋葬されます。

1 2 3
Share: