日本の歴史

日本語が歴史的に成立したのはいつ頃?

日本語もかなり変遷が見られる

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古代の日本語には、現在の日本語よりは母音は多かったと言われています。「ゐ」、「ゑ」などは、平安時代のかなに存在しており、古代人は聞き分けていたと考えられるのです。しかし、日本人はいつの間にか、これらの言葉の違いを聞き分けられなくなっていきました。現代でも、流行語大賞などで日本語とは思えないような言葉が生まれていますし、若い世代では短縮した表現が使われています。日本語そのものは、どんどん変わっているのです。

日本語はどんどん変化していく、それが現実

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日本語は、4世紀ころの古墳時代に成立したとは言え、その後にも、日本語自体がどんどん変化しています。かな文字が生まれた時には、やはり大きな日本語の変化が起こっていたと言えるかも知れません。その意味で、日本語と言うものに特にこだわる必要もないと言えます。現在の日本では、外国人労働者も受け入れるようになっており、それ自体も大きな変化です。中国では、漢字そのものを普及させるためにかなり簡略化をおこなっています。

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