三大陸を周遊したイブン・バットゥータを通してみる14世紀の世界
Yahya ibn Mahmud al-Wasiti – Bibliothèque nationale de France, パブリック・ドメイン, リンクによる
イブン・バットゥータの『三大陸周遊記』は、一人のイスラム教徒が世界を旅して見聞したことをつづった貴重な体験記です。マルコ=ポーロの50年後に世界を旅行したイブン・バットゥータは拡大を続けるイスラム世界の西端と東端をくまなく旅し、各地の風俗を記録してくれました。現代では失われてしまったイスラム化以前の各地の様子を知ることができる『三大陸周遊記』はとても貴重なものです。お時間のある方は、訳本を読んでみてはいかがでしょうか。
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