ブラジル:巨大な「コルコバードのキリスト像」
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ブラジルのランドマークとして、両手を広げたキリスト像を記憶している人も多いのではないでしょうか。
ブラジル独立100周年を記念して、1922年からおよそ10年の歳月をかけて建造された巨大なキリストの像。高さはおよそ40mと文句なしの大きさですが、さらにリオ・デ・ジャネイロの街を見渡せる高い丘の上にあるため、さらに高く大きく見えます。
「新・世界七不思議」に選ばれた他の建造物と違い、この像は20世紀に入ってから作られた比較的新しいもの。電話やインターネットを介して行われた一般投票で高い得票数を獲得し、堂々の殿堂入りを果たしました。内部は礼拝堂になっています。
ペルー:インカ帝国遺跡「マチュ・ピチュ」
「行ってみたい世界遺産」として必ずといっていいほど名前が挙がる神秘的な遺跡「マチュ・ピチュ」。標高2400mを超える場所、アンデスのウルバンバ谷の尾根沿いに忽然と姿を現す石積みの街並みは、15世紀のインカ帝国の遺跡です。
この遺跡が発見されたのは20世紀に入ってから。アメリカの探検隊が偶然発見したと伝わっています。
なぜこんな山の上に都市が?どうやって築いたのか?どんな暮らしをしていたのか?なぜ廃墟と化したのか……。数々の謎とアンデスの壮大な風景が相まって、現在も多くの人々を惹きつけ、多くの観光客でにぎわっています。
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メキシコ:マヤ遺跡「チチェン・イッツァ」
遺跡の名前を聞いただけではピンとこない人も多いかもしれませんが、長い階段を持つピラミッドと言ったら「ああ、あれか!」とひらめく人もいらっしゃるはず。メキシコ・ユカタン半島の東側、広大なジャングルの中に位置する、マヤ文明の遺跡です。
その中央にそびえるのが、カスティージョと呼ばれる高さ24mのピラミッド。階段の総数は365段で、マヤの暦を現していたと考えられています。
きっとある!あなただけの「マイ世界の七不思議」
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「世界七不思議の中で現存するものはギザの大ピラミッドだけ」と知ると少々残念でしたが、SF小説や映画の世界のものかと思っていたバビロンの空中庭園やロードス島の巨像が、実在のものだったとは。巨大な建造物は人々に勇気と希望を与える存在になり得ます。きっとフィロン自身も、旅先で見た巨大建造物に心奪われ、筆を執らずにいられなかったのでしょう。私も、フィロンになった気分で、好きな巨大建造物を7つ、リストアップしてみたくなりました。
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