大正平成日本の歴史明治昭和

今さら聞けない靖国神社問題ー首相の参拝が問題視される理由を歴史から紐解くー

政教分離の概念は、ヨーロッパで生まれ、日本国憲法をはじめ、立憲国家の憲法で広く取り入れられている

・神道は日本古来の思想であり、第二次世界大戦下では国家神道として強化された

・靖国神社は国家神道の重要拠点であったが、戦後一宗教法人化され現在に至る

一宗教法人化されたために、首相の公式参拝は、政教分離の原則に反するという意見がある

歴史的背景を理解した上で語ることが重要

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靖国神社問題は、過去の日本の歴史、そして外国との歴史と深く関わるものです。特に靖国神社の祀っている人々の特殊性を考えると、難しい問題であることは確かですよね。ですが、日本のために亡くなった人々にお祈りすることは、批判されることではありません。現在の日本は、多くの人々の犠牲の上に成り立っているからです。一方で、国際社会の一員である以上、諸外国とうまくやっていくことは必須。だからこそ正しい歴史認識をお互いにしていくことが重要なわけなんですね。この記事が、靖国神社問題を改めて考える機会となれば、嬉しい限りです。

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みほこ