ヨーロッパの歴史

カトリックとプロテスタントの違いって何?わかりやすく解説!

名前の違い

カトリックは神父。プロテスタントは牧師と呼びます。

神父とはローマのカトリック教会で教皇などから叙階を受けて教会にて儀式や典礼を執行したり、人々を導いたりするなどといったことをする司祭の敬称を指しているのです。

これに対してプロテスタントは教職者は牧師といいます。牧師は神父みたい人々を導いたりはしません。あくまでも聖書を読む人のことであり、トップではありながらも信者と共に運営しています。

そのため、教会もカトリックとプロテスタントでは大きく異なっており、カトリックの場合であったらステンドグラスやマリア像、宗教画で美しく飾られた尖塔を持っている日本人が思っているような教会であるのに対して、プロテスタントの教会は本当に地味。簡素で装飾はほとんどなくキリスト教で重要視されている十字架も簡素なものとなっています。

聖母マリア・聖人信仰

キリスト教が宗派によってばらばらである一つの理由にキリスト教の教えが時代によって変わっていき聖書とは異なる考え方が生まれたことにあります。

その代表的なものが聖母マリア様の信仰。カトリックでは聖母マリア様もキリストと同じく信仰しています。

それに対してカトリックではマリア様は聖書に根拠がないとしてマリア様をは普通の人間として考えているのです。

カトリックとプロテスタントをきちんと区別しよう

日本人は特に宗教に疎い国民だと言われています。そう言われる理由はキリスト教でも全く異なる主義を唱えているカトリックとプロテスタントを同じキリスト教だと理解しているのもあると思うのです

国際化が進んでいく最中、このような宗教の違いや教養や知識やも分からなければいけないのですね。

 

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