天空都市!世界遺産マチュピチュの歴史と見ておくべき絶景スポット5選
マチュピチュへ行ってみよう!
マチュピチュのあるクスコという都市は、日本から見てちょうど地球の裏側にありますから、行くとなるとそう簡単にはいきません。アクセスは非常に難易度が高いので、不慣れな方はツアーなどで行かれたほうが良いでしょう。しかし自由に時間が使えて行きたいところに行ける個人旅行も捨てがたいもの。まずはマチュピチュまでのアクセスをご紹介しましょう。
まずは飛行機を乗り継いでクスコまで行こう
マチュピチュ観光の拠点となる場所は、やはりクスコでしょう。それでもクスコからマチュピチュまではまだ100キロもの距離がありますから大変です。
クスコまでの直行便はありませんので、まずは成田空港もしくは関西国際空港から、好アクセスのトランジットできる空港を探しましょう。成田からなら、アメリカのロサンゼルスやヒューストンでいったん乗り継ぎ、そこからペルーの首都リマへ飛びます。
関空からですと、いったんカナダまでフライトし、再びカナダ国内の別空港で乗り継ぎしなければならないので、やはり成田から出発した方が楽ですし安心でしょう。
リマからクスコまではペルー国内便で1時間ちょっとのフライトとなります。
マチュピチュへは鉄道を使って移動
マチュピチュの近くまで鉄道を使って行くことになりますが、クスコ市街からは乗れません。まずはタクシーなどを使って郊外にあるポロイ駅まで向かい、そこからペルーレイルが運行していますので、乗り込みます。車両には等級がありますから、余裕があれば少しでも良い列車に乗ることをおすすめしますね。最も安い車両は、ホントに地元の方しか利用していないので、かなりのアウェイ感を感じることになるかも。
ポロイ駅からマチュピチュまでは3時間ほど。ゆったりとした鉄道の旅になるかと思いますが、列車の予約は間違いなく必須ですね。日本からでもネット予約は可能なので、事前に購入しておくべきでしょう。
マチュピチュ駅に着くと、周囲の風景は断崖絶壁!そこがただならぬ場所であることを知ることでしょう。といっても、そこにマチュピチュ遺跡があるというわけではなく、駅からまたバス移動となります。現地でチケットを買うしかないので、とにかく頑張って購入しましょう。
バスに揺られること2時間弱。ものすごいつづら折れの山道を登って、ようやく遺跡の入り口に到達するのですね。
マチュピチュの見どころスポット5選!
マチュピチュにもホテルはありますから、そこに腰を据えてじっくり見て回るのも良いのですが、やはり見ておくべきスポットは押さえておくべきでしょう。ここからは、絶対に見ておくべきスポットを5つご紹介していきますね。
インカの人々の農作地?【段々畑】
遺跡の入り口から入ってからすぐ、精緻な段々畑が現存しています。ここは食物用というよりも儀礼用のために神に捧げる農作物を栽培していたといわれていますね。
あたかも日本にある千枚田のようですが、今は緑の芝生が植えられており、当時は様々な作物で彩られていたのでしょうね。
驚くべき芸術的な石組のすごさ!【太陽の神殿】
まるでトーチカのような重厚な石の壁に囲まれた建物です。ここはマチュピチュでは最も人気があるスポットで、日が差し込む太陽信仰に基づいた造りをしています。
日本の石垣と違って、長方形にキレイに整えられた石組を見るだけで、当時の加工技術の高さを感じられることでしょう。ちなみに太陽の神殿は外側から見るだけで、内部には入れませんのでご注意を。