ドイツフランスプロセイン王国ヨーロッパの歴史

フランスとドイツの関係を決定づけた「普仏戦争」とは?わかりやすく解説

フランクフルト講和条約の内容

・南ドイツの併合とドイツ皇帝ヴィルヘルム1世の承認

・アルザス・ロレーヌ地方の割譲

・賠償金50億フランの支払い(三年間で支払い終えなければさらに領土を割譲する)

 

普仏戦争はビスマルク体制と第一次世界大戦の怨念を作った

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フランスはこの普仏戦争以降ドイツに対して激しい怨念を抱くようになり、復讐の機会を狙っていきます。

その一方で統一したドイツはビスマルク中心になんとかフランスを孤立させていくいわゆるビスマルク体制というヨーロッパの新秩序を建設していくようになりました。このビスマルク体制と普仏戦争の怨念がのちに起こる第一次世界大戦の源流となっていったのです。

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