ギリシャヨーロッパの歴史古代ギリシャ

古代ギリシャの哲学者「プラトン」の心に沁みる名言まとめ

♯6尊敬される上司になるためには…

「良い召使になれん奴は良い主人にもなれん。」

 

実際に組織や会社に当てはめてみましょう。「良い部下になれない人間は、良い上司にはなれない。」イヤミな同僚に聞かせてやりたい言葉ですよね。人に使われる立場の時に、勉強して知識を得て人を気遣うような経験を積めば、それが上司になった時に必ず生きてくるということ。

♯7自分の強さと弱さを知るということ

「勇気とは、恐れる必要がない物は何であるか分っていることだ。」

 

何物をも恐れず猪突猛進で向かっていくことは、それは単なる蛮勇に過ぎなくて、勇気とは呼べません。真の勇気とは、自分の強さと弱さをわきまえた上で冷静になって立ち向かっていくこと。恐れることは決して恥ではないのです。

♯8仕事について

「小さい事でも良く出来た事の方が、大きな事で出来が良くない物よりもましだ。」

 

いきなり大きな仕事をしようとしてあっけなく失敗するよりも、小さな仕事をコツコツと積み重ねて経験を己のものとしていくほうがはるかに良いということですね。そういった小さな経験の積み重ねが、いずれ大きな仕事をしていくための糧となるからです。

プラトンの名言【恋愛について】

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プラトンは恋愛についても独特の価値観を持っていました。男女のつながりというものは古代ギリシャであっても現代でも形は変わらぬもの。今に生きる私たちにも通ずる名言とは?

♯9恋する人はロマンチスト

「愛に触れると、誰でも詩人になる。」

 

これはまさに恋愛体質だと言えるのかも。恋をすると、男も女もロマンチストになるのは古今東西変わらぬことなのかも知れませんね。

人は恋する自分に恋をしてしまう「恋に恋する」ような状態になった時、ベクトルが相手ではなく自分に向いてしまうこともありますから気を付けて。でも意外とそんな自分が嫌いにはならないものです。

♯10「好き」と「恋愛」は別モノ

「恋されて恋するのは、それは恋愛ではなく友愛でしかない。」

 

相手が自分に恋をして、「じゃあ自分も嫌いじゃないから付き合おうかな」なんていう感覚、経験ある人もいるのでは?そういう場合に限って、長続きしなくてすぐに別れてしまうパターンってありがちですよね。

それは恋愛ではなく、友愛(単なる親しみを込めた感情)だからです。相思相愛と呼べる代物ではないわけですね。

♯11恋は盲目。でもそれがいい

「恋という狂気こそは、まさにこよなき幸いのために神々から授けられる。」

 

恋が「狂気」だなんて、ちょっと言葉に語弊がありますが、「恋は盲目」と表現したらどうでしょう?大好きな相手のことが好きで好きでどうしようもなくて周りが見えない人って、近くにいませんか?

でも、本人たちが幸せだったらそれで良いのです。だって恋とは「神が人間に与えたもうた特別なプレゼント」なのだから。

プラトンの名言【子供について】

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子供が持っているのに、大人は持っていないものってなんでしょうか?それは素直な心です。子供は先入観や邪念がないぶん物事を冷静に見れるのかも知れませんね。では、「子供についての名言」をご紹介します。

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明石則実