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国ごとにこんな違いが!興味深い世界5か国の食事マナー特集

ここ数年は日本食ブームで、日本へ観光に来る外国人が多くなっていますね。昨今は「箸を使えることはたしなみ」とされ、アジア人以外の方も箸で食事している姿をよく見かけます。しかし街中で話しかけられる機会があっても、言葉が通じずコミュニケーションが取りにくいですよね。そこで生活に欠かせない「食事」から相手の国をみていくという方法はどうでしょう。お箸を使う外国人に親しみを覚えるように、海外の方も「祖国の食事を知っているんだね!」と思ってくれるはず。そこで今回は世界の食事とマナーについて、いろいろな国をピックアップしてまとめてみましたよ。

お隣「韓国」ではどんなマナーがある?

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すぐお隣の国、韓国。音楽やドラマといった文化をはじめ、韓国料理も多々ブームになっていますよね。箸を使って食事するスタイルということもあり似たような食文化ではありそうですが、韓国の食事マナーは日本と違う点がみられるのでしょうか。

片膝を立てて座ると行儀がいい!?

日本では畳や床の上に座る時、正座もしくは足を横に流したスタイルで座るべきとされていますよね。男性はあぐらでもOKですが、女性は公の場で足を広げて座る格好は良しとされていません。しかし韓国では、どんな座り方をしても大丈夫なんです。

伝統衣装チマチョゴリは足元が広がるタイプの着物であったため、昔から女性もあぐらを組んで座っていたそうですよ。また同じ理由で片膝を立てて座ることは伝統的な座り方と考えられています。韓国での食事は座り方を気にせず楽な体勢でいられそうですね。

箸以外にもスプーンが必須!?

韓国でも箸を使って食事をしますが、同じくらい重要なのがスプーン。日本食では主に箸しか使いませんが、韓国ではスプーンで白米やスープを食べるんです。おかずを取る時と食べる時は箸を使い、白米と汁物はスプーンでという使い分けが必要なんですね。

酒席でのマナーはたくさん!

意外にお酒を呑む際のマナーは細々とあり、日本と比べかなり違いが目立ちます。韓国では以下の点に注意してお酒を楽しむように気をつけましょう。

・お酌は相手の杯が空になってから

・お酌する際は、自分の手首辺りをもう片方の手で持ちながら注ぐ

・自分が呑む際は、目上の方に杯の底が見えないよう、横を向く

・目上の方と呑むなら、杯は一気に飲み干す

お酌の動作は、伝統衣装の袖が長かったことの名残のようです。この点はそこまで気にせずとも、両手でお酌をすればOKみたいですよ。その他の点では、目上の方へ自身の気概を見せるためという意味があるようです。韓国では年長者に「おっ、やるねぇ」と思われることで関係を築く風習があるみたいですね。

ガムのように音を出して食べるのが良い!?

多くの国では「音を立てて食べる」ことに抵抗があるようです。日本では海外から来た方にとって、ラーメンやお蕎麦をすする音が嫌われる節がありますよね。韓国でも音をたてながら食べることは何の問題もなく、むしろ良いことだと考えられています。さらには日本よりもその感覚は上をいき、「咀嚼する音を立てるのは美味しく食べている証拠」とされるのだそう。びっくりしてしまいますが、食事もガムを噛むような音を立てて食べてもOKなんですね。

お残しは「ごちそうさま」の証

日本では出された食事は「できるだけ食べきるべき」と考えられていますよね。しかし韓国でお皿を空にしておくのは得策とはいえません。「まだ食べたりないのかな」と捉えられてしまい、お腹がいっぱいでも追加でお料理が頼まれてしまうことに。西洋料理で「ごちそうさまです」の合図がナイフとフォークを横に揃えておくのと同じように、韓国で「もう満足です」の合図は、少しお皿にご飯が残った状態をいうのですね。

▼振り返りポイント

・韓国では片膝を立てて座ってもOK

・お箸以外にもスプーンが必要不可欠

・お酒の注ぎ方や呑み方が独特

・音を出して食べてもOK

・韓国では食べ残すのがマナー

カレーでお馴染み「インド」の食事マナーは?

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最近日本でも各地にカレー屋さんがオープンしていますし、本場と違うとはいえ「カレー」という存在は皆さんご存知のことでしょう。ではそのカレー発祥の地インドでは、どんな食事マナーがあるのか確認していきましょう。

食べる際は右手、取り分けなどは左手

インドでは左手を使わずに食事するというイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。確かにインド人はお手洗いでは左手を使いますので、そのため直接手で食べる際は右手を使います。しかしそれ以外の動作は、意外に左手を使う機会も多いんですよ。追って詳しくご紹介しますが、食べる時や飲み物を持つときは右手、それ以外は左手と覚えておくといいでしょう。

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