マナー冠婚葬祭

【お葬式費用】いったいいくらかかるの?相場をお寺の相談役がアドバイス!

葬儀屋さんと相談しよう

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先にも書きましたが、1社だけでなく複数の会社で見積もりをしてもらうのをお勧めしますよ。会社によってセットされているものが微妙に違っていて、あちらではついていたのに、こちらでは別料金だったということがありますし、同じ物でもドライアイスの日にちとか、寝台車の走行距離などの設定があるところもありますので、合計金額ではなく個別に見て比較しましょう。広告などに惑わされず自分の目でしっかり確認することが大切ですよ。気に入らなければ依頼しなければいいことですから。

良い葬儀社の基準

〇対応がいいか悪いか
 こちらの希望をきいてくれるところを選びましょう。
 身だしなみが悪かったり、対応が雑だったりするところはやめておきましょう。

〇セット料金の内訳の説明をしてくれるか
 きっちりと書面でセット・オプションなどの費用の説明を詳しくしてしてもらう。

〇葬儀社以外に払う金額の説明をしれくれるか
 一般の人の供花・接待の飲食代など立て替えしてもらうものも見積もりしてもらう。
 (ただし、宗教者へのお布施は別)

〇書面で見積書を書いてもらう
 ざっくりと言ったあげくに書面にするのを嫌がるようでは論外です。

オプションってなんだろう

まずは祭壇です。従来の白木の祭壇だとセット料金ですが、花に囲まれた祭壇になると生花ですので金額が上がりますよ。次に棺桶ですね。シンプルな棺桶ですとセット料金ですが、彫刻されていたり布張りとかになると金額が上がりますよ。希望で趣味の絵画や写真などを飾るとすると、それを飾るための道具がいりますので別料金になりますね。

高くなるからと、互助会などを薦めてきて値引きするようなところは「上底商売」というらしいですね。その気になって入ったものの「解約する時にお金が戻ってこなかった」というトラブルも中にはありますので気をつけまょう。

ネット葬儀社の場合

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近頃はネットで運営している葬儀サイトをよく見かけますね。一般的なお葬式もしてくれますし直葬もやってくれます。とても安いですが、菩提寺のお坊さんも呼べるのですが、お布施の安さにひかれてお坊さんも頼んでしまい菩提寺とトラブルが起きたという話も聞きますよ。

それより一番の問題は、そういうサイトは葬儀屋さんではありません。仲介業者といったほうがわかりやすいかもしれませんね。そこから依頼主の近くの葬儀屋さんに依頼します。つまり「どんな葬儀屋さんが来るかわからない」し「希望を言うことができない」ことが多いのですね。たまにトラブルがあった時は責任をもってくれませんのでご注意ください。

生活保護の場合

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生活保護の場合はどうしたらいいの?という疑問が出てきますよね。中には「葬式代が払えないから庭に埋めた」などという痛ましい事件もあったりします。しかし心配はいりません。自治体から生活保護受給者を対象とした「葬祭扶助制度」というものを使って、自己負担0円でできるのですよ。でも葬式が終わってから申請しては支給されませんので気をつけてください。

申請できるのは、施主が生活保護受給者で生活に困窮している場合故人が生活保護受給者で遺族以外の人が葬儀の手配をする場合です。遺族以外の人が手配する場合は、故人の残した金品で足りない分の支給のみ。金額は自治体によって前後しますが平均金額は大人は206,000円以内、子供は164,800円以内。告別式などを行わずの直葬費用(搬送・24時間安置代・棺桶・火葬・骨壺)となります。必ず故人の住民票のある自治体に申請してくださいね。

亡くなったら、ケースワーカーか自治体の福祉課に連絡。死亡診断書が必要。
〇申請が認められたら葬儀屋さんに連絡「葬祭扶助制度を利用します」と言うこと。
直葬をする。

お葬式は悔いのない気持ちが大切です

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お葬式は、やり直しのきかない大切な儀式です。本当は金額にあまりとらわれずに送りたいものですが、自分たちが悔いのない精一杯の気持ちで送ってあげるのが一番大切ですね。

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