マナー礼儀作法自分磨き

これで大人の仲間入り!手紙の書き方のマナーを覚えましょう!

ネット社会の現代においても、折に触れ書く機会の多い手紙。かしこまったシーンや感謝の気持ち・謝罪の念を表す時にも手紙を送ることはありますから、きちんとした大人の書き方を知っておきたいところですよね。そこでこちらでは、大人として覚えておきたい手紙の書き方のマナーについて詳しく解説してまいりますよ。

手紙の基本の使い分け方

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手紙と一口に言っても、その媒体や書き方にはさまざまなものがあります。書き方についても大切ですが、まずはどういった時にどんな手紙が相応しいのかを判断するためのポイントをここで確認していきましょう。

縦書きと横書きはどちらにする?

実は縦書きと横書きはそれぞれ使い分けをすべきとされており、また各々の効果があるのです。縦書きはかしこまったシーンや目上の人に対して用いるスタイルで、横書きは親しい人に向けて手紙を出す時に用いるべきと考えられています。これは元々日本が縦書き文化であったことに由来している考え方でもあり、人が文章を読む時のクセに裏付けもされているのですよ。

縦書きの文章を読む時、人の視線は文字一つひとつに焦点を当てながら読み進めるクセがあるそうです。一方横書きの文章は周囲の文字も一度に視界に入ってしまうため、読み飛ばしやすい傾向にあります。このことからも、きちんとしたシーンでは縦書き・ラフなシーンでは横書きという使い分けは有用な手段と言えるのです。

ハガキと便箋は使い分ける?

縦書きと同じように、昔から日本で使われてきた手紙のスタイルは封書です。つまり手紙として正式なのは封筒+便箋であり、ハガキはあくまで手紙の略式と考えられています。ですからきちんとしたお礼状やお詫び状をしたためる時には便箋を用いるのが正解なのですね。便箋は封筒に入れることにより、内容を容易に見られないというメリットもあります。ハガキはその出しやすさから、年賀状や暑中見舞いなどの毎年のあいさつといったラフなシーンで重宝する形態なのです。どういった時に手紙を出すのかでそれぞれを使い分けることも大切ですね。

▼振り返りポイント

・縦書きは重要なシーンや目上の人に手紙を出す時に、横書きは親しい人に出す時に用いるスタイル。

・封筒+便箋はかしこまったシーンで、ハガキは毎年のあいさつといったラフなシーンで用いるスタイル。

手紙の選び方のポイント

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手紙は見た目の綺麗さも大切ですから、どんな手紙にするのかが決まったら色柄の有無や切手選びにも気を配りたいところですね。ここでは便箋や封筒、切手の選び方と貼り方のコツについて確認していきましょう。

正しい便箋・封筒の選び方

正しい便箋・封筒の選び方

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便箋や封筒は郵便局や文房具店などで販売されていますが、罫線の有無や色柄などさまざまですよね。改まったシーンで使いたい場合は白無地の便箋を用いるようにし、色柄が入った便箋は親しい人に手紙を送る際に使用するようにしましょう。落ち着いた雰囲気のものも多いですが、罫線を含め色や柄が入ったものはかしこまったシーンには不向きです。ちなみに罫線の有る無しはどちらでも構いませんので、ご自分で書きやすいものを選ぶようにしましょう。

便箋だけでなく封筒選びにも注意は必要で、改まったシーンでは白無地の和封筒(縦筒型の封筒)を用いるようにしてください。よく目にする茶封筒や洋封筒(長い辺の方が口になっている封筒)はビジネスシーンやカジュアル使いのみに適していると考えられています。また慶事では中が二重になった封筒でもOKですが、弔事の場合は「不幸が重なる」という意味にあたるため、二重の封筒は避けましょう。弔事ではさらに、洋封筒を用いる場合は閉じ口を逆にするため郵便番号の欄が無いものを選ぶと良いでしょう。

切手の選び方と貼り方の注意

切手の選び方と貼り方の注意

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切手にも便箋や封筒と同じく選び方の注意があります。和柄や絵画のようなデザインのオーソドックスな切手であればどんなシーンにも利用することができますが、改まった時に出す手紙にはキャラクターなどのポップな柄の切手は貼らないようにしてください。たかが切手されど切手、細かなところにも注意を払えるかどうかで受け取り手の印象は変わるので気をつけてくださいね。

せっかくなので、切手の貼り方についても一緒にご紹介しておきましょう。切手は上下を揃えて貼ることはご存知のとおりですが、複数枚貼る場合、縦書きの封筒では縦に・横書きの封筒では横に並べていくのが正解です。ちなみに封筒を横書きにする場合も、切手の位置は郵便欄の左側というルールは変わりませんので注意してくださいね。

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