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日本の伝統・歌舞伎!観劇のマナーは何がある?気を付けることは?

日本にはお茶や相撲をはじめ、特有の文化が今も人々に親しまれています。その中の一つ、伝統芸能の歌舞伎は何かと話題になることも多く、海外の人にも隈取の模様が親しまれていたりしますよね。昔ながらの演目だけでなくアニメなどを取り入れたりと、昨今は特に幅広い世代が楽しめるように進化してきています。そんな歌舞伎を思い切り楽しむため、こちらでは観劇に際して守りたいマナーについて詳しくご紹介していますよ。

歌舞伎を観るためのマナー5つ

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銀座にある歌舞伎座はとても立派な佇まいで、その見た目から何となく敷居が高いと感じたり、マナーが分からず不安で観に行きづらいと感じる人も多いことでしょう。しかし実際は、歌舞伎は少しポイントをおさえるだけで初心者でも楽しめる芸能なのですよ。ここで観劇する時のマナーを一緒に確認していきましょう。

歌舞伎にドレスコードは…?

歌舞伎座という専門の劇場がありますし、観劇にはドレスコードがあると思っている方も多いです。確かに着物を着て訪れる人もいますが、歌舞伎にドレスコードは無く、普段着で行ってもOKなのですよ。ただし後ろの人も観劇しやすいよう、ボリュームのある髪型にはして行かないようにしましょう。また歌舞伎座は銀座や道頓堀といったお出かけエリアに位置するため、界隈を歩くことを想定したファッションにすると良いですね。

着席前後にすべきこと

桟敷席(さじきせき。いわゆるボックス席)以外は場内の座席間隔は狭くなっていますから、大きな荷物がある場合は入場前にロッカーに預けておくようにしましょう。着席時は身体の揺れで後ろの人の視界を妨げないよう、できるだけ背もたれにきちんと背中を付けて観劇すると良いですね。そして何より、開演時間にはゆとりを持って席に着いておくこと。歌舞伎が始まると観客席の証明は落とされるので、足元が暗くなり危険です。他の人の観劇の妨げとなりますし、つまずいて怪我をする可能性もありますから、少し早めに席に座れるように意識しておきましょう。

観劇中に注意すること

上演中は観客全員が舞台に集中し、役者さんの演技力やストーリーを楽しみます。他の人の妨げにならないために、以下に注意して観劇するようにしてくださいね。

・携帯電話やスマートフォンの電源は切っておく。

・録画や録音をしない。

・飴やガムなどは口にしてOKですが、ビニール袋や包装紙で音が出てしまうものは避ける。

・おしゃべりをしない。

・子どもが大人しくできなくなったらロビーへと連れて行く。

・途中退場する場合は、なるべく他の人の視界を妨げないよう注意する。

幕間は食事をしてOK!

歌舞伎には幕間(まくあい)とよばれる、ちょっとした休憩時間があります。一演目につき平均4時間ほどなので、10~30分の幕間を挟み、その間にお手洗いやお土産を買いに行けるというわけです。この間座席で食事をすることができますので、お弁当を持参したり買いに行っても良いですね。ただし幕間を過ぎてからもガッツリ食事をしていると、片付け時に音が出て他の人に迷惑となってしまいます。幕間の間に片づけを含め食事を終えられるように注意しましょう。

お帰りは譲り合って・速やかに

歌舞伎の終わりは幕切れといって、拍子木の音とともに終了です。アンコールは無いので、そのまま帰ることになりますが、退場の際はかなり混みあうので、譲り合って進むようにしてください。また一緒に来ていた人とおしゃべりしたい気持ちも分かりますが、次の演目が続けてあることも多いので、客席には長居しないでくださいね。

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