マナー文化礼儀作法

和室に通されても慌てない!マナーを知って丁寧な振る舞いに!

普段日本家屋に親しんでいないと、訪問先で和室に通された際に何だか緊張してしまいますよね。住宅やオフィスでもフローリングの洋室ばかりの現代では、日本人でも和室慣れしていない人は多いです。こちらではかしこまった場で実践できる和室のマナーを詳しく解説していますので、急なお呼ばれでも慌てないようこの機会に予習していきましょう。自宅の和室内でも注意したいポイントもご紹介していますので、みなさん必見ですよ。

必ず実践!畳の縁は踏まないで!

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これから和室特有の振る舞いの仕方を色々とご紹介していきますが、まずは基本中の基本から確認しておきましょう。実は和室に入ってからは、歩き方にも少し注意が必要なのですよ。これは自宅に畳の間がある場合にも実践すべきことなので、ぜひ覚えていってくださいね。

畳の縁はデリケート!

和室は畳が何枚も敷かれて構成されていますよね。畳には縁・ヘリとよばれる縁取りがしてありますが、これにより隣り合う畳との摩擦を軽減させています。また縁に用いる文様や彩りによって、和室の雰囲気を華やかにしてくれる視覚的効果もあるのです。そんな畳の縁は、和室を歩く際踏まないようにするのがマナーなのですよ。何故縁の上を歩いてはいけないのか、これにはさまざまな理由があります。

1:植物で染められた縁の場合、足裏で擦れるたびに色が薄くなってしまうため。

2:縁はその昔身分によっては家紋が入っていたり、金糸・銀糸で綴じられた高価なものだったため。

3:豪華な縁は分厚いことがあり、その段差でつまずいてしまわないようにとの配慮から。

また茶道では畳の縁を目安として行う所作があるなど、縁にはさまざまな役割がある、大切なものだったことが分かりますね。

【小噺】畳の大きさは東西で異なる!?

お部屋の広さを表現する時にも使われる畳ですが、実は東日本・西日本で若干大きさが異なるとご存知でしたか?東日本では縦176.0cm×横87.8cmが一畳で、西日本では縦191.0cm×横95.5cmと、西日本の畳の規格の方が大きめとなっています。

この違いは昔の建築方法の違いによるもので、西日本は畳基準のやや手間のかかる建築・東日本は急速に人工が増えたため、大工さんが建てやすい建築方式を採った結果、畳のサイズを小さくせざるをえなかったからなのだとか。畳の大きさが違う=和室の広さが違うため、大きめの本来の畳を使用している和室は「京間」・小さくなった畳を使用している和室は「江戸間」と呼んで区別していることも併せて覚えておきましょう。

▼振り返りポイント

・和室では畳の縁(へり)を踏まないように歩くこと。

・東日本と西日本では、畳の大きさが異なる。

ふすまの開け方・閉め方は?

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和室といえばふすま。洋式のドアとは違い、横に滑らせて開け閉めする扉ですね。普段スライド式のドアを開ける時とは違い、ふすまは座って開閉するわけですが、丁寧に開け閉めするならどういった点に注意すべきなのでしょうか。

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