マナー公共マナー趣味

オーバーツーリズム(観光公害)について考えよう!

みなさんはオーバーツーリズム、もしくは観光公害という言葉を耳にしたことはありますか?近年日本でも深刻になってきている現象で、一人ひとりが真剣に考えなければいけない問題なのですよ。こちらではオーバーツーリズムで起こることや、弊害を生まない観光の仕方についてみなさんと一緒にみていきたいと思います。

オーバーツーリズムとは?

image by iStockphoto

オーバーツーリズムは観光公害などと訳されるように、観光地で起こるさまざまな問題のことをさします。最近では国内でも京都や北海道で目立った被害があるようですが、具体的にどんな問題が起こるのか、ここではオーバーツーリズムの実態について確認してみましょう。

観光客増加による弊害のこと

有名な観光地には国内外問わずあちこちから観光客が訪れます。交通インフラの整備は日々進んでいますし、大々的に外国人観光客の誘致などがなされていると、有名どころには自ずと人が集まるものです。そういった中あまりに多くの観光客が集まることでオーバーツーリズム、つまり観光客の集中による弊害が発生します

オーバーツーリズムの原因は大きく分けて2つで、地元市民の生活圏に人口が集中するためと、観光客のマナーの悪さによるものです。以下にオーバーツーリズムの一例を挙げてみましょう。

・道路や交通機関の混雑。

・夜間の騒音。

・道幅いっぱいに広がり歩く人の増加。

・コンビニエンスストアなどでお手洗いの利用を禁止に。

・ゴミのポイ捨て。

・立ち入り禁止区域への侵入。

・桜の枝を折るなどの自然破壊。

・文化財への落書き。

etc…

こうしてみてみると、人の多さによる弊害もさることながら、観光客一人ひとりのマナー違反によるオーバーツーリズムも目立ちますね。日本だけでなく世界中の観光地で同様の現象が起こっており、各地を悩ませているのが現状です。

観光地ではこんな対応策をしているけれど…

過度に人が集まることによって、地元の人々が市バスを利用できないなど、日常生活に支障をきたすまでの地域もあるのですよ。このような人の多さによる混雑の緩和への取り組みとして、オーバーツーリズムが起こっている地域では以下のようなことが実施されています。

・入場料を設定し、誰もが自由に出入りできないようにする。

・ピクトグラム付きの看板を設置し、海外の方にも場所やルールを分かりやすくする。

こうした取り組みにより混雑や人だかりは多少和らげられるようですが、悪影響が無くなるというわけではありません。オーバーツーリズムが起きている地域は避けて観光する・通勤通学の時間外に移動するなどの工夫を観光客側にもしてもらう必要がありそうですね。

次のページを読む
1 2 3
Share: