
タクシーに乗り込むまでのマナーは?

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駅前などの乗り場に並ぶ場合を除き、タクシーは近くまで呼んでから乗り込む必要がありますね。タクシーを呼ぶ~乗るまでの間にも一緒に乗る人やタクシー側に配慮すべき点がいくつか挙げられますので、まずはそのポイントについてここで確認しておきましょう。
年下・後輩が呼びましょう!
あらかじめタクシーに乗ることが分かっていた時・路上で呼ばないといけない時どちらのケースでも、タクシーの手配は年下や後輩が行うようにしましょう。どちらの手段にせよ先輩や上司の手間となることですから、これができると気遣い上手として評価アップにも繫がります。さらに路上でタクシーを呼ぶ場合は、捕まえている間は先輩方にビルの中で待機してもらうよう一声かけておくとなお良しですよ。
荷物は運転手さん任せじゃダメ!?
出張の移動にタクシーを利用する場合などは、スーツケースや手土産などの手荷物をトランクに入れてもらうこともあるでしょう。基本的に荷物の出し入れは運転手さんがしてくれるものですが、あまりにたくさんの荷物がある場合は年下・後輩にあたる人が運転手さんと協力するのがベストです。これはスムーズに移動するためにも必要なことですが、運転手さんに対しての配慮としても大切なことですね。
タクシーの運転手さんとして幅広い年齢層の人が働いていますから、ご高齢と見られる運転手さんの場合は特に重い荷物は自分たちでトランクに入れるようにしてくださいね。
そのタクシー、休憩中かも…
路上でタクシーを拾おうとした時、脇道に止まってい動かないタクシーや、前のお客さんを降ろした後すぐに「割増(回送)」に変えたタクシーを見たことはありませんか?「こっちで呼んでるのに気づいてくれない」と思われるかもしれませんが、そのタクシーは休憩中かもしれないのですよ。
お客さんに合せて仕事をするため、運転手さんは決まった時間に休憩・就業することは中々できません。ですから近くにお客さんと思しき人がいる前でも、タイミングをみて休みを取らなくては身体がもたなくなってしまうのです。ですから、気づいてくれない・目の前で「割増」に変えられてしまったとしても、運転手さんに対して文句を言ったりしないようにしてくださいね。
▼振り返りポイント
・タクシーの手配は後輩の役目。
・あまりにたくさんの荷物がある場合は、後輩の人が運転手さんと協力してトランクに載せる。
・気づいてくれないタクシーは、休憩中の可能性大。
座席に上座・下座はある?

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大人になると、大勢でどこかに座るシーンでは上座・下座に気を配ることが多いですよね。タクシーもその例にもれず、上座席と下座席があるのです。もちろんその時に応じて使い分ける必要はありますが、お偉いさんと一緒にタクシーを利用する際に便利な知識として、タクシーの席順についてここでおさえておきましょう。
タクシーの上座・下座をイラストで確認!
通常入り口の位置で判断することが多い上座・下座ですが、ドアに囲まれたタクシーという空間ではどこがどの席となるのでしょうか。分かりにくいポイントですから、イラストと併せてタクシーの上座・下座をチェックしておきましょう。