マナー出産子育て礼儀作法豆知識・雑学

出産後の初イベント・お七夜!知っておくべきマナーはある?

赤ちゃんにとって初めてのイベントとなるお七夜、今でもきちんと行いたいという方は多いですよね。現在では主に内輪のみで開かれるものとなっていますから、とりわけ厳しいマナーがあるわけではありません。しかし本質を知っておけば来客にも失礼のない範囲でお祝いできますから、この機会にお七夜のイロハやちょっとした気配りについて覚えていってくださいね。

お七夜はどんな行事?

image by iStockphoto

これからママさん・パパさんになる方などは、お七夜について詳しく知らないかもしれませんね。名前だけ聞くとイメージしづらいイベントですが、七日目というところがポイントということはお分かりいただけるでしょう。ではなぜ七日目に行われるようになったのか・どういった意味のあるイベントなのかといった、お七夜の本質的な部分についてここでおさえておきましょう。

赤ちゃんの命名式のこと!

お七夜の詳しい由来は分かっていないそうですが、昔の日本ではお産=穢れとして考えられており、その穢れが落ち母親と赤ちゃんが世間に顔向けできるようになるのが7日目だという考え方とも関わりがあるようです。また出産後7日目を迎えることなく亡くなってしまう赤ちゃんも多かったため、7日目という節目を迎えられたことを喜ぶための意味があったという説もあります。

ともあれお七夜は「今後はこの子を含めよろしくお願いします」と地域の人に周知するという目的があることは共通しており、子供の名前を家の目立つ場所(床の間や神棚など)に飾り、自宅に近隣の人を招いてお披露目と共に祝宴を開いていたのだとか。現在でいうところの命名式にあたる、お七夜は大切な行事だったのですね。

▼振り返りポイント

・お七夜は赤ちゃんの存在を地域の人に認識してもらうための儀式だった。

・現在の命名式にあたるのがお七夜。

どんなお祝いをするの?

image by iStockphoto

お七夜は昔の人にとってとても大切なイベントだったということで、お祝いはどのようにすべきなのか気になりますよね。現在はお七夜について耳にすることはあまりありませんが、今風のお祝い方法などがあるのかもここでチェックしていきましょう。

命名書の準備方法は…

本来のお七夜では、和紙に筆を用いて書いた命名書を床の間や神棚などに飾っていました。しかし厳格な様式があるイベントではないため、現在は命名書のスタイルはかなり幅広くなっています。例えばフォトスタンドに飾り付けをしたものを命名書として食卓に飾ったり、自前ではなくネットでも簡単に注文することが可能です。命名書に厳密なルールはありませんので、お好きな形で用意するようにしてくださいね。

現在はちょっとしたご馳走でOK!

昔ながらのお祝いをするのであれば、お赤飯に尾頭付きの鯛など縁起物かつ豪勢な食事を用意する必要があります。しかし現在は核家族世帯が多く、ママさんが産後すぐである中そういったご馳走を作るのは大変ですよね。そこで現代のお七夜の食事はデリバリーなどで用意されることも多く、出前寿司などのちょっとした贅沢品がよく選ばれていますよ

内祝いは用意すべき?

お七夜に招待した人からは、花束や赤ちゃん用おもちゃなどのお祝いをもらうことでしょう。中には別途手土産をいただくこともあるかもしれませんし、内祝いはどうすべきか悩んでしまいそうです。しかしお七夜に内祝いは不要ですから、その点は安心してくださいね。通常何かお祝いの品をいただいた場合には後日内祝いという形でお返しをする文化がありますが、お七夜は食事やお酒でもてなすことになるため内祝いは不要なのですよ。もてなしに加えて内祝いを差し上げると逆に気を遣わせてしまいますから、当日返しも用意しておかないようにしてくださいね。

次のページを読む
1 2
Share: