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ドラマ原作の常連!ぜひ読みたい山崎豊子のおすすめ小説13選

社会は小説で良く知られ、ドラマ原作の常連となっている大ヒット作家・山崎豊子。実在する企業や人物を題材にすることも多く、しっかりとした取材に基づいているだけあって、そのリアリティはまるでノンフィクションのようです。そんな山崎豊子の作品には、ぜひ読んでおきたいものがいっぱい!今回は山崎豊子のおすすめ小説を、レビュー付きでご紹介します!

リアルな世界に引き込まれること間違いなし・山崎豊子!

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あなたは普段読書をしていますか?実際の本を手に取ってページをめくるのも良いですし、最近ではスマートフォンやタブレットで電子書籍が気軽に読めるようになっていることもあり、ちょっとした隙間時間にも読書がしやすくなっていますね。山崎豊子の代表作といえば、医療現場の腐敗や裏側を描き、何度もドラマ化された医療小説『白い巨塔』。山崎豊子の作品を読んだことがない方でも良く知られていることでしょう。他にも緻密な取材に基づいた作品がいっぱい!この記事では山崎豊子の面白い小説をたっぷりご紹介していますので、ぜひ読みたい作品選びの参考にしてみてくださいね。

#1 金と権力が渦巻くドロドロした世界!華麗なる一族

ドラマ化されたとき高視聴率をたたき出した『華麗なる一族』。山崎豊子の作品だとは知らなくても、ドラマを観たことはあるという方も多いかもしれませんね。主人公は万俵コンツェルンの総帥であり阪神銀行頭取の万俵大介。業界内でのランクは第10位ということもあり、他銀行との吸収合併の危機にさらされていた。上位銀行を吸収してやるという野望の下、万俵大介は娘や息子を使った政略結婚やさまざまな裏工作を行い…。ワンマンで強欲な父と愚直に目の前の仕事に取り組む息子が対照的で、家族にも確執が生まれたり、仕事でも騙し騙され誰が信用できるのか。金と権力が渦巻くドロドロした世界を覗き見るような面白さですよ。

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#2 映像化常連の不朽の名作!白い巨塔

先ほどご紹介した『華麗なる一族』とともに、山崎豊子を語る上で外せないのがやはり『白い巨塔』でしょう。実は50年以上前に出版されてからというもの、何度も映画やドラマになっているということからも、不朽の名作と言えますね。国立大学の医学部を舞台に繰り広げられる教授選争いや、それぞれの教授たちのキャラクターなどが緻密に描かれていて、医局の裏側を覗き見るようなリアル感が特徴。善悪と権力、人間愛が織りなす素晴らしい物語は、年月が経っても色あせることがありませんね。

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#3 山崎豊子のデビュー作!暖簾

『暖簾』は数々の名作を生み出してきた山崎豊子のデビュー作!華々しい歴史はここから始まったと言っても過言ではないでしょう。生家の昆布屋をモデルに、戦前戦後親子2代に渡っての大阪商人について描いています。丁稚から店を作った父だったが、戦争によって店を失ってしまった。そして息子が資本ゼロで店を復興させていく…。大学出のインテリ商人だった息子は周りに笑われながらも、モラルや自分の信念を守りながら商売を拡大させていきます。山崎豊子自身の周りをモデルにしているだけあって、大阪商人の持つ気骨で真っすぐな熱意の描き方が秀逸。大阪商人の意地とプライドが感じられる名作ですね。

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#4 抑留された経験を持つ商社マンの人生とは!不毛地帯

山崎豊子を代表する戦争3部作のひとつ、『不毛地帯』。陸軍中佐で大本営参謀だった主人公は、第二次世界大戦の終戦後ソ連軍によりシベリアで抑留されてしまう。絶望的な抑留生活を11年も耐えたのち、帰国できた主人公は近畿商事に入社。商社マンという世界で主人公はどのように戦っていくのか…。山崎豊子によると「不毛地帯」という言葉は、経済成長により物質的には豊かになった世の中だが、その一方精神的には荒廃してしまったという、精神的飢餓状態を表しているのだとか。抑留の歴史と戦後の復興、商社マンとしての主人公の生き方について、綿密な取材の元にリアリティを持って描かれています。

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#5 ドロドロした作品が好きな方にオススメ!女系家族

大阪船場の老舗木綿問屋を舞台にした、醜い遺産争いの物語。女系家族だった矢島家は、代々婿を取って世代を繋いできた。四代目が亡くなったことで三人娘と親戚が集まり、父の遺言を読み上げたところ、衝撃の遺産配分と愛人の存在が明らかになって…。三人娘たちが見せる腹黒さと駆け引き、欲望丸出しの人間模様がゾクゾクして面白い!法律面なども徹底的にリサーチして書かれているのでリアリティもあります。ドロドロした作品が好きな方ならきっとハマること間違いなしの1冊ですよ。

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#6 時代を切り開く女性の強さと貫禄!女の勲章

こちらの『女の勲章』も女性を主人公とした物語。ファッション業界で頭角を現す強い女性を描いています。船場お嬢様だった主人公は実家を叔父に譲り渡し、その資金を基に洋裁学校を開校する。有名商社をやめて洋裁学校でフランス語講師となった銀八郎は、公私ともに主人公と関係を持つようになり、しまいには理事長のポストに。実は彼は主人公の弟子たちとも関係を持っていて、彼は一体何が目的なのか…。特にバリバリ仕事を頑張る女性なら、共感できる部分がたくさんある面白い小説だと思います。

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