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ジャンルの垣根を超えた才能!ぜひ読みたい宮部みゆきの小説14選

映画やドラマの原作としても常連の宮部みゆき作品。サスペンスやミステリーはもちろん、ファンタジーに時代小説、青春小説まで、さまざまなジャンルの名作を世に送り出しています。日本を代表する作家として30年以上活躍する宮部みゆき作品には、ぜひ読んでおきたいものがいっぱい!今回はジャンルの垣根を超えた才能が魅力の、宮部みゆきおすすめ小説を、レビュー付きでご紹介します!

代表作を絞れないほど名作が多い・宮部みゆき!

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あなたは普段読書をしていますか?実際の本を手に取ってページをめくるのも良いですし、最近ではスマートフォンやタブレットで電子書籍が気軽に読めるようになっていることもあり、ちょっとした隙間時間にも読書がしやすくなっていますね。1987年の作家デビューから、数々の賞を受賞する名作を書き続けてきた宮部みゆき。細かな描写はリアリティにあふれ、評価が高いのも頷ける作品ばかりです。この記事では宮部みゆきの面白い小説をたっぷりご紹介していますので、ぜひ読みたい作品選びの参考にしてみてくださいね。

#1 マスコミを利用した連続殺人事件の真相とは!模倣犯

映画やドラマで映像化されたこともある『模倣犯』。宮部みゆきの作品だと知らなくてもこの作品のことは知っている、という方も多いですよね。物語は若い女性のバッグと右腕が発見されたことから始まります。このバッグは3か月前に行方不明になった豆腐屋の孫であることが判明するが、「右腕は彼女のものではない」と、犯人がテレビ局に電話をかけ、また犯人は豆腐屋にも何度も電話をかけてきて被害者を翻弄。マスコミを最大限利用した連続殺人事件の真相やいかに!

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模倣犯1 (新潮文庫)

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#2 人間のつながりや絆を感じさせてくれる!楽園

『楽園』は、先ほどご紹介した『模倣犯』の事件と深くつながった物語です。主人公でライターの前畑滋子は、昔関わった連続誘拐殺人事件のせいで書くことができなくなってしまった。そんな滋子は息子を事故で亡くした敏子と出会うのだが、彼女は息子が持っていた超能力について滋子に書いて欲しいと依頼してきて…。最初は暗い感じで物語が展開していきますが、最後には清々しい読後感。さまざまな家族を通して、人間のつながりや絆を感じさせてくれる作品となっています。上下巻の長編ですが、頑張って読んでみてくださいね!

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楽園 上 (文春文庫)

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#3 中学生が真正面からぶつかり合う学校内裁判!ソロモンの偽証

こちらも宮部みゆきを代表する人気作のひとつ!クリスマスに男子中学生が転落死するという事件が起こる。自殺なのか殺人なのか、謎が謎を呼ぶ。そんなとき関係者の元に、同級生の犯行を告発する手紙が届く。マスコミの過熱する報道、保護者達は戸惑い混乱し…悪意が悪意を呼ぶ犯人探しが始まる。死の真相を追求し探っていくのは、同級生の友人たち。中学生が真正面からぶつかり合う学校内裁判をとくとご覧あれ!

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ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫)

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#4 普通の人間が持つ心の醜さ!スナーク狩り

『スナーク狩り』は主人公の女性が銃を持って、元恋人の結婚式場へ乗り込むところから物語がスタートします。元恋人が主人公と打算で付き合っていたことを知り、復讐しようと考えたのです。その頃釣具店の店員は主人公が銃を持っていることを知り、とある計画を立てるが、2つの作戦が交じり合おうとしたとき、周りの人々が計画をやめさせようとして…。普通の人間が持つ心の醜さを見事に描いている『スナーク狩り』を読んでいると、自分の心に手を当てていろいろ考えたくなってしまいますね。

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#5 歴史の深さと重さを感じさせてくれる!蒲生邸事件

あなたは「2・26事件」を知っていますか?1936年2月26日から2月29日にかけて起こった、陸軍青年将校と下士官兵らによるクーデター未遂事件です。『蒲生邸事件』はその「2・26事件」の日に、浪人生の主人公がタイムスリップしてしまうというSFとなっています。昭和の時代を一生懸命生きる人々をしっかりと描いていて、その中で頼りなかった主人公が成長していく様子は、歴史の深さと重さを感じさせてくれますね。

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#6 逆境の中で自分の人生を切り開いていく強さ!孤宿の人

『孤宿の人』の主人公は、江戸時代に商家の若旦那と女中の間に生まれた「ほう」。「ほう」という名前は阿呆から取られたという。商家の中には居場所が無かった「ほう」は、9歳のとき四国へ行く。藩医の家で使用人として働き、周りの人からもあたたかく接してもらっていた「ほう」だが、ある日事件が起こって…。武家社会の厳しさの中でも、「ほう」の純真無垢で真っすぐな心は失われることはありません。『孤宿の人』を読んでいると、逆境の中でも自分の人生を切り開いていく強さが感じられますよ。

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孤宿の人(上) (新潮文庫)

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